くせ毛さんにとって、雨、汗、プール。髪が濡れるのは最大の敵ですよね。僕が運営しているくせ毛お悩み相談公式LINEでも、『湿気で髪がうねる!汗で前髪がうねる!どうしたらいいですか?』そんなお悩みが数多く寄せられます。
せっかくヘアセットしたのに髪型が崩れて嫌な思いをしませんか。とはいえ高額な縮毛矯正はかけたくない・・・!そうですよね。
確かにくせ毛は少しでも濡らすとうねる。
でも大丈夫!今回お伝えするのは『縮毛矯正しなくても解決できる簡単な方法』です!
わかりやすくご説明するために、まずはこちらの写真をご覧ください!くせ毛でお悩みだったお客様です。
くせ毛特有のチリチリ髪もこのように綺麗にヘアセットできます。
強すぎるくせ毛の方の場合、このほかドライヤーやアイロンをする必要がある場合もありますが、髪を乾かす前にプリュムヘアオイルをつけて、最後のスタイリングでプリュムワックスを使うとこのように綺麗に仕上げることができます。
いかがでしょうか?このようにくせ毛はくせ毛にあったホームケアをするだけで変われるんです。
5,800円(税込)〜
(ヘアバーム ソフト)60g
3,500円(税込)〜
なぜ?くせ毛は濡らすとうねる理由
直毛の人は雨の日もサラサラ。汗をかいてもサラサラ。濡れても平気!くせ毛の人からするととっても羨ましいですよね。
ではどうしてくせ毛は水によってうねってしまうのでしょうか?
くせ毛ってダメージによる後天性くせ毛と、元からの髪質である先天性くせ毛の2種類があるんです。
では詳しく見ていきましょう!
ダメージによるくせ毛、水で膨張
パーマ、カラー薬剤によってパサパサくせ毛になってしまったパターン↓↓
ひとつ目は、外部からのダメージです。
よくあるのが、パーマ、カラーの繰り返しによるもの。酷い場合には1回の施術で髪がボロボロになってしまうことも。このように髪が傷むと、手触りでも『髪が傷んだ』とわかるはず。
そうすると、髪の毛表面を守っているキューティクルがはがれて、髪の毛内部の構成物質であるケラチンなどのタンパク質が流出。ぽっかり穴が空いてしまいます。
そのような場合はホームケアしてあげましょう。先ほどのお客様にプリュムヘアオイルをつけて最後にプリュムワックスで艶を出してあげました。
たった2ステップでこんなに変われました!
お客様にも喜んでいただけました。
もちろん縮毛矯正はしていません。ただスタイリングとして髪を乾かす前にプリュムヘアオイルをつけて仕上げにプリュムワックスをつけただけです。これならお家でも続けやすいですよね。
傷んで内部のタンパク質が流出した髪の毛は、湿気だったり、髪についた水をよく吸うので歪(いびつ)に膨張して広がるんです。
それを防いでくれるんです。
9,300円(税込)〜
髪質によるくせ毛、水を吸ってうねる
生まれつきこのような髪質で・・・。子供の頃は直毛だったのにいつの間にかくせ毛に・・・。
そのような場合は遺伝子による先天性くせ毛です。髪内部のタンパク質構造が偏っているので曲がってしまいます。
なぜタンパク質の構成が偏っていると湿気や汗で髪がうねるのか?それは水を吸いやすいタンパク質と水を吸いにくいタンパク質が不規則な形で存在しているからなんですね。
水が入りやすい空洞が偏って存在している。そんな感じ。
それが、外部からの随分を吸ったら・・・うねってしまうんですね。
うーんわかりにくい!ということで図でご説明しましょう!
◆直毛の人の髪の毛断面図
このようにタンパク質の配列が綺麗に均等に並んでいますから、輪切りにした時にまん丸。水分も均等に入るのでうねりにくい。
◆くせ毛の人の髪の毛断面図
このようにタンパク質の配列が不均一。輪切りにした時も楕円形をしていて、水分が不規則に入るためうねる。
細かくうねると光の反射もバラバラになるのでうねりが綺麗に見えないというデメリットも。
直毛にパーマをかけると綺麗に見えるのに、どうして同じ『うねり』を持つくせ毛hは綺麗に見えないの?
そんな風に思ったことはありませんか?これは光の反射が綺麗に出てないから。だからプリュムワックスで艶を与えるとくせ毛もパーマのように見えるんです。
こんな感じです。髪を乾かす前にプリュムヘアオイル。ヘアセットにプリュムワックスをつけただけ。
髪を乾かす前にプリュムヘアオイル。仕上げにプリュムワックスをつけただけで十分です。
ちなみに、こちらのお客様はアイロンでのセットもしていませんよ。
なぜくせ毛が綺麗になった?原理は?
そもそもくせ毛の場合、市販のスタイリング剤や洗い流さないヘアミルクに入っている『水』でさえ吸ってしまいますから、髪を落ち着かせようとしても膨らんだり変形してしまいます。
濡らしたくせ毛は髪の毛の中に最大の水分が入っている状態。そこにプリュムヘアオイルを馴染ませて乾かす。補修成分が行き渡りますから、くせ毛特有の髪の空洞を埋めてくれます。
そして仕上げ。外気の水、湿気を防ぐには原料自体に水や水と親和性がある成分を一切含んでいないものを使うのがいいんです。
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