くせ毛で一番気になる箇所といえば、前髪ではないでしょうか?
そこで今回は、前髪のくせ毛がひどくなってしまう原因と対策についてご紹介していきます。
前髪のくせ毛がひどいのはなぜ?原因は?
まず、くせ毛全般に言えることですが、くせ毛は遺伝によって引き起こされており、治すことはできません。
しかし、何も対策がないというわけではありません。
特に前髪は日常的に摩擦で傷みやすく、ダメージによってうねりやパサつきがひどくなってしまいやすいです。
前髪は髪の毛全体の中で一番細い髪質をしています。
前髪をかきあげてみるとおでこに近い部分の髪の毛は細いですよね。細い髪の毛は軽いですから重力で引っ張られないのでカールが強く出てしまいます。
さらには細い部分の髪の毛は湿気の影響を受けやすく、頭皮の汗や雨による湿気ですぐにうねってしまいます。
また、くせ毛だと日頃からヘアアイロンをかける方もいらっしゃいますから、そうするとダメージが蓄積して余計くせ毛がひどくなってしまうのです。
そしてもう一点重要なことですが、前髪は人の印象を大きく左右します。
なぜなら顔に一番近い髪の毛だからです。
前髪=顔とも言えるほど重要な部分です。
皆さんも鏡を見て『くせ毛が辛い』と感じるのは前髪のくせが出ている時ではないでしょうか。
前髪のくせ毛をスタイリングで整える対策方法
左:スタイリング前 右:スタイリング後
こちらはくせ毛の男性ですがヘアスタイリングで髪型を整えることができました。
特に前髪はしっかり艶があって整ってます。
くせ毛は遺伝ですから根本的に治療することはできませんが、日頃のちょっとしたテクニックで抑えることができます。
まずは朝の寝癖を直す
まず、朝起きたら寝癖をリセットしましょう。
寝癖をリセットするためには髪を根本から濡らす必要があります。
水で濡らすことで髪の毛内部の水素結合を一旦切断し、柔らかい状態にするのです。髪の毛は粘土のようなものです。
濡れていないときは固まっていますが、水で濡らすと柔らかくなるのです。寝癖は変な形で固まった粘土だと思ってください。それを水で一旦柔らかくするのです。
濡れた状態でヘアオイルをつける
くせ毛対策にもってこいなヘアケアアイテム『ヘアオイル』です。
ヘアオイルは濡れた髪をタオルで拭いた後、ドライヤーで乾かす前に使いましょう。
乾いた髪に使っても浸透にくく、髪の毛1本1本に成分が行き渡りません。
ですから濡れた髪を乾かす前(朝でも、夜のお風呂上がりでも)につけてくださいね。
そしてドライヤーで乾かしていきます。
うねり髪整えるヘアオイル
5,800円(税込)〜
ドライヤーは髪を伸ばすように
くせ毛はドライヤーのかけ方がとても重要です。
値段の高いドライヤーを使う必要はありません。
どのようにドライヤーをかけるかがくせ毛を伸ばすかが大切です。
くせ毛はある程度ガサガサと5割程度乾かしたら、根元から指で引っ張るようにしてそこにドライヤーを当てていきます。
ボリュームを抑えたい人は押さえつけるように外側から熱を当てます。
熱を当てたら髪の毛に手のひらを当てて冷まします。
冷ますことで伸びたくせ毛をホールドすることができます。
スタイリング剤をつける
スタイリング剤をつけます。
せっかく乾かして水分を飛ばしたくせ毛に水をつけてしまてはくせが戻ってしまいますので、水の含まれていないものを使用します。
また、水を含まない=油性で水を弾くので、頭皮からの汗や雨による湿気からくせ毛を守ってくれます。
湿気でチリチリする、うねるというのを防ぐ効果があります。
この方法を実施すると、このようなひどいくせ毛前髪もしっかり整えることができます。
水を含まない『くせ毛用』ワックス
(ヘアバーム ハード)60g
3,900円(税込)〜
まとめ
要点をまとめます。
▼くせ毛前髪の原因
・前髪は髪の毛が細いこと、汗や湿気の影響を受けやすい。そのためうねりやチリチリが発生。さらにはアイロンを使うことでだんだん傷んでくる。そのためくせ毛が悪化しやすい。
▼くせ毛前髪の対策
・髪を濡らして寝癖を直したら、ヘアオイルをつけてドライヤーで乾かす。その後、成分に水の入っていないワックスで湿気対策をする。
以上となります。ぜひご自宅で実践してみてくださいね!
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me/ms編集部です!サロン勤務の経験をもとにメンズのヘアスタイル情報をお届けします。