サラサラな髪の男子ってモテますよね。どうして自分はくせ毛なんだろう?
ダメージやくせ毛で髪の毛がパサパサ・・・。すぐにでもサラサラな髪になりたい。そもそも髪の毛がパサパサする原因は何なのか?そんな髪質でお悩みのあなたへ解決方法をお教えします。
この記事では1万人のくせ毛を担当してきた実績のある原宿の美容院『MAX』が監修のもと解説していきます。
◆美容院MAXのお悩み相談公式LINEで下記のようなご質問をいただきました。
実はおうちでのスタイリング剤だけでみなさまご満足いただけるくらいサラサラな髪は作れます。
さらさら髪にするには縮毛矯正をしなければいけない、というわけではありません。実際は美容院でのトリートメントや高額な縮毛矯正は不要なのです。
逆にこれらの施術による薬剤のダメージで髪のパサパサが悪化することもあります。
【メンズ】髪をサラサラにする方法3選
メンズの髪の毛をサラサラにするにはまず、自分自身の髪の毛が今どのような状態なのかを認識する必要があります。
①ダメージで髪の毛がギシギシになってしまった場合
②くせ毛でうねる、広がる髪質な場合
③剛毛で硬い髪質な場合
これらそれぞれに適した対処が必要です。
例えば、このようにくせ毛で悩まれている方は、普段は何もつけていらっしゃらなくて、その状態ですとやはり、くせ毛がうねったり広がったりします。
ということで、カットした後に、正しい方法でセットしてあげるとここまで変わるのです。パサついた髪質が、ツヤっとしました。毛先はあえてくせ毛を生かしてパーマ風にしています。
横から見てみましょう。
くせ毛とはわからないほどサラツヤ髪になりました。
後ろはこん感じです。
縮毛矯正などは一切していません。
カットして、スタイリングをしただけです。スタイリングに使用したのはくせ毛に特化したワックスです。
では、髪質に合わせて個別に見ていきましょう。
①ダメージによるパサパサ髪をサラサラにする
ダメージによってパサパサ、キシキシになってしまった髪は自然治癒しません。なぜなら髪の毛は死滅細胞と言われるもので構成されており、血管が通っていないからです。
そのような理由から、外側からヘアケアアイテムを使って補修するしかないのです。この記事では実際に使用したヘアケアアイテムも解説していきます。
そのほか、髪色によってもパサついて見える場合があります。
明るい茶髪や金髪の場合髪の毛のダメージがはっきりとわかりやすいので、暗めのカラーに染め直すと艶が出やすくなりパサつきが軽減することがあります。
こちらのお客様は、暗めのカラーで染めたあと、毛髪補修成分のはいったプリュムヘアオイルで補修し、最後にプリュム・デュール(トリートメントワックス)でヘアセットしました。
ヘアオイルの使用は髪の毛をサラサラにするのに一番手っ取り早い方法です。
まずはビフォー&アフター画像をご覧ください。
プリュムヘアオイルは毎日のお風呂上がりにドライヤーで髪を乾かす前に使用するのがおすすめです。ヘアオイルに含まれるケラチンタンパク質、シルクが傷んだ毛髪を補修したからです。
くせ毛改善部門第1位も獲得しているので、髪をさらさらにしたい人には最適です。
傷んだ髪はトリートメントワックスでヘアセット
ダメージ毛でパサパサしてしまう人は、ヘアワックスにもこだわりましょう。
傷んだ髪の場合ワックスのベタつきが髪に絡まる・・・とお困りの場合は、トリートメント効果のあるオーガニックワックスを使ってみてください。
ベタつき成分、固まる成分が入っていませんからくせ毛をきれいに見せるのにとても有効的です。
髪の毛が絡まることなく、驚くほどくせ毛、ダメージ毛がすんなり落ち着きます。
②頑固なくせ毛をさらさらにする方法
上記画像のような頑固なくせ毛を縮毛矯正なしでサラサラにセットする方法をお教えします。
①ぬるま湯で寝癖を直す
寝癖をしっかり直しましょう。くせ毛は直毛の人よりも寝癖がつきやすい髪質です。そして、寝癖をリセットする方法は『水』です。水を含ませると髪の毛の水素結合一旦切れて柔らかくなるという性質があります。
ですからまずは水で寝癖をオフします。
この時のポイントは、根元からしっかり濡らすことです。寝癖は根元から曲がってしまうことが多いので根本から全体の寝癖を直す意味で必要です。
髪の毛全体を濡らしたら、タオルでしっかり優しく水気を拭き取りましょう。
②ヘアオイルをつけてドライヤーで癖を伸ばしながら乾かす
ヘアオイル(今回使用しているのはプリュムヘアオイル)をつけてドライヤーで乾かしましょう。ドライヤー前にヘアオイルをつけるのとつけないのでは雲底の差が出ます。
ヘアオイルを髪を乾かす前につけることで、ドライヤーの熱、髪の毛同士の摩擦から髪を守ることでダメージを予防します。
そして、くせ毛の水分バランスを整えることで、うねりやパサつきが出にくい状態にすることができます。
乾かす時のコツは、髪の毛を少し引っ張りながら乾かすことです。そうすることで、くせ毛が真っ直ぐになりやすくなります。
③ヘアアイロンで伸ばす
ヘアオイルをつけて髪を乾かしたら、ヘアアイロンを全体に通しましょう。ヘアアイロンの最適な温度は140℃〜150℃です。くせ毛をきれいにまっすぐにするためには、アイロンをかけるための束を少しづつとることです。
髪の毛の束を多く取りすぎると、アイロンの熱が伝わる箇所が限定されてしまうため、くせ毛が伸びないどころか、髪の毛が傷んでしまう原因になります。
④プリュムデュールでくせ毛を押さえ込む
アイロンでくせ毛をある程度伸ばしたら、プリュムデュール(オーガニックワックス)をつけます。くせ毛は空気中の湿気に触れるとパサつき、うねりの原因になりますから湿気をブロックする必要があるからです。
◆スタイリング前
◆スタイリング後
プリュムデュールは原料に『水』や水を引き寄せる疎水性の成分が入っていません。
よって、くせ毛特有のパサつき、うねりを抑えながらヘアセットできるので、くせ毛でお困りの場合はおすすめです。市販のハードワックスと混ぜて使うことも可能です。
◆プリュムデュールでくせ毛を抑える動画
使用ワックス:トリエオム プリュムデュール
③剛毛で硬い髪をサラサラにする
剛毛で硬い髪は、ヘアカラーとスタイリングで改善することができます。カラーは少し明るめのアッシュカラー、ブラウンで染めると軽く柔らかく見えるようになります。
スタイリングは、全体のボリュームを抑えるようにヘアセットします。
コツは指で根元に近い髪の毛を抑えつつ、表面だけ動きをつけていきます。文章ではわかり辛いので、美容師さんがやり方を紹介している動画があるのでご紹介します。
◆剛毛でボリュームのある髪をセットするコツ
まとめ
いかがでしょうか?
縮毛矯正なしでくせ毛をサラサラにする方法3選について解説しました。
【ポイントをまとめます】
・水でしっかり寝癖をオフする
・ヘアオイルをつけてからドライヤーで髪を乾かす
・アイロンでくせ毛を伸ばす
・湿気を遮断するヘアワックスを使用する
これだけで、今までくせ毛で悩まれていたお客様から、『くせ毛のヘアセットが楽になった』『さらさらなヘアスタイルを楽しめるようになった』と喜びのお声をたくさんいただいております。
ぜひ実践してみてくださいね!
おすすめの関連記事

2016年からMen’s Beautiful.comを運営、くせ毛・剛毛・敏感肌のお客様のため天然成分にこだわったシャンプー、ワックス、ヘアオイルなどの商品開発をしています。
現在は東京で美容室経営、ヘアケアメディア運営、ヘアケアブランドを運営する会社『マクスタート 』のCOOをしています。