スポーツをしていたり、夏の日差しで汗を掻くとヘアワックスって汗と混ざって落ちてきちゃいますよね。

そこで今回は汗に強いワックスの特徴についてご紹介します。

簡単にいうと、汗に強いスタイリング剤(ワックス)の特徴は水と溶け合う乳化剤が入っていないものです。

今ワックスと汗が混ざって白い濁った液が頬を伝ってくる・・・。という経験をされたことがある方は筆者だけではないはずです。

あとは目に入ってしまったり。

サッカー選手などもそうですが、大量の汗をかいても髪型が崩れない人っていますよね。

これも、じつは成分的に汗で溶けにくいスタイリング剤を使っているからなのです。

スポーツをしていてもちょっとした合間に髪の毛を手で直すだけで、大量の汗をかいても髪型をキープしている。

あれって不思議ですよね。

ということで今回は汗に強いヘアワックスの成分について解説します。

汗に強いワックス、その成分は「油性」

汗に強いということはすなわち、水に溶けにくいということです。

汗で落ちてしまうワックスであれば、水と混ざり合うための乳化剤、界面活性剤などが含まれていますので、汗を掻くと混ざり合って落ちてきてしまうんです。

シャワーのお湯でも溶ける反面、汗で流れて終えばそのまま顔についたり、頭皮についたりします。

そのような観点から『水に溶けやすいヘアワックス』はどうしても汗には弱いんです。

通常、ワックスやジェルは水に溶けやすい成分でできています。

それに対して、水に溶けにくいヘアワックスは油分がメインのいわゆる『油性ポマード』や『ヘアバーム』というものです。

油分は水に溶けませんから、汗に強いのです。

サッカー選手で髪型が崩れない、あとは手で前髪を立ち上げてやるとすぐ髪型が戻るのはこの『油性』に近い成分によるものなのです。

その非水溶性の観点から、汗をかいても流れ落ちにくい、さらに固まらない成分でできているので、スポーツ中に頭皮、肌についてもベタつきにくいのが特徴です。

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スプレーは意外に汗に弱い

スプレーも水溶性のものが多いです。

ですので、汗をかくと流れてしまいます。

油性のスタイリング剤ってシャンプーで落ちるの?

シャンプーは油と水を混ぜ合わせて落とす界面活性剤という成分でできています。

ですから、油性のスタイリング剤も落とすことができます。

また、油が溶けやすい少し高めの温度のお湯(40度〜42度くらい)で予洗いすると落ちやすくなります。

そのほか、シャンプー前にリンスやコンディショナーで油性成分を乳化させると摩擦ストレスなく落とすことができます。

まとめ

要点をまめると・・・

✔︎スポーツのようにたくさん汗を掻く場合には普通のスタイリング剤ではなく、水に溶けにくいスタイリング剤を使うことをおすすめします。

✔︎水に溶けにくいスタイリング剤は一般的に『油性ポマード』や『ヘアバーム』と呼ばれます。

✔︎ヘアスプレーも水溶性で、汗で落ちてしまいます。