現在、外出ができない、美容室に行けないという方も多いかと思います。そんなとき伸びてしまった髪を自分で切ってみよう!という方もいるのではないでしょうか?

セルフカットは美容室に行けない時の一時しのぎです。全体をたくさん切るのではなく、現在のベースを崩さずに気になるところをカットすることが重要です。

ですから、いかに失敗しないか?が大切です。

しかし、初めてのセルフカットともなれば、失敗しないか不安で仕方がないですよね!

ということで今回は失敗せずにセルフカットを行う方法を教えます!

失敗しないメンズのセルフカット方法

美容師ががさん
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セルフカット方法をお伝えします!誰でもできるように、市販のものを使っていきます!

道具を準備しよう

①カットクロス

美容師ががさん
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なければタオルやクロス代わりに大きいゴミ袋なんかでもOK!

服は汚れてもいいものを着ておきましょうね!

もし何もなければ風呂場でやっちゃうとかもアリですね!

②クシ

こんな感じのどこにでも売っているクシでOK!

③ハサミ

市販に売っている小さいセルフカット用のものがオススメです。セルフカット用のものだとすきバサミもセットになっています。今回はそれを使いますが、ない場合は文房具用のハサミでもいいです。

④市販のバリカン

ツーブロックにしているメンズなどはバリカンが必要です。

美容師ががさん
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僕は今回2,999円で買いました。

⑤ヘアピン

髪を止めるためのピンを用意しましょう。ない場合は、輪ゴムを代用することもできます。

カットしていこう

道具が揃ったら早速切っていきましょう。

まずは、シャワーや霧吹きで髪を濡らしてくださいね!

髪を濡らすことで綺麗に切ることができます。

まずは、サイドのツーブロックのところから切っていきましょう。

ツーブロックとそうでない部分の分け目をしっかり認識してピンで抑えましょう。ここが曖昧だと、ツーブロックでない部分も切ってしまうことがあります。

髪を止めている部分をしっかり押さえてくださいね!

バリカンは好みの長さにセット(最初は失敗しなように長めの6mmや9mmで)してください。そして髪の毛が生えている向きから逆方向からバリカンでカットします。

普通は斜め下(顔側)に髪の毛が生えていますからそちらからバリカンを入れます。

次は襟足のカットです。

もし手鏡などもう一つ鏡があれば、いいでしょう。

まず、襟足をブロッキングします。耳の後ろに人差し指を置いて、そこから両手を後頭部になぞって持っていきます。そこの範囲をブロッキングします。

耳の後ろのに水平に持っていくとちょうど襟足がブロッキングできます。

ピンで止めてこんな感じです。

手鏡で確認しながらやるといいですよ!

そうしたら次は襟足の長さを確認します。

こうやって指で挟んで頭皮から髪までの長さをチェック!

襟足の長さはこのくらい!これでどのくらい切るかが決まります。

では襟足を切っていきましょう。

まずは頭皮から垂直に髪を引っ張ります。

そうしたらハサミを小さく開いて切っていきます。この時、指を挟まないように、極力ハサミは大きく開かないようにしましょう。

上の段をカットしたら段にずれていく、この繰り返しです。

市販のハサミは切れ味がよくないので、小刻みにハサミを動かして切っていきましょう。

襟足のカットが終わりました。  上が長くて首回りが短い状態が一旦できます。

まだ、毛先が揃っていないのですが、まずは大まかにカットして最後に襟足の気になる部分は揃えましょう。

次は耳の後ろです。

襟足部分(後ろ)が短く、耳後ろ部分が長くなっていると思いますので、その段差をなくすのが目標です。

後ろから斜め前に引っ張り出して切っていきましょう。そうすると自然に前下がりになります。

特にここの部分が気にならない長さの場合ははみ出た部分を切るだけでOKです。

必ず浮かせて切ってくださいね。

次はTOP(頭頂部)にかけて切っていきます。

TOPの髪を切る時は、髪を頭皮から垂直に引っ張ってくださいね。この時しっかり髪の毛がまっすぐになるように引っ張ります。髪が真直ぐになっていないと毛先がそろいません。

切る長さを決めたら、全体が同じ長さで切ります。

例えば、カットするのは1cmと決めたら全体も1cm切ります。

ポイントはくしを使うこと。

指とくしを同時に動かすこと。

次に、すきバサミで毛量を調節します。

まず、一番重たい箇所を実験で切ってみます。そこでどのくらいスカれるか確認します。市販のすきバサミは1回でかなりの量が切れるので注意してください。

そしたら全体をスキます。このように指で髪の束をとって1回すきバサミで挟みます。結構たくさん切れます。

こんな感じで、次々束をとってスイていきます。

切り残した襟足は、ハサミでつまんで揃えるようにカットします。

次は前髪ですね。

前髪は見やすいので、髪がどのくらい透けてるかですきバサミを入れる位置を決めます。

透けていない、毛量が多いところだけにすきバサミを入れればOK

もし、前髪すくのが怖いという方は、毛先だけすきバサミを入れるだけでもだいぶ変わります。

最後はセルフカラーして終了。

セルフカラーについては、動画で紹介していますが、詳細は次回の記事でご紹介します!

◆実際の動画はこちら!

1時間の長い動画となっておりますが、ぜひ参考にして、セルフカットしてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

今回は、失敗しないメンズのセルフカット、美容師動画解説を含めてご紹介しました。

ポイントをおさらいしましょう!

【セルフカットに必要なものを準備する】

・カットクロス(なければタオル、ゴミ袋)、クシ、ハサミ(すきバサミがあれば尚良し)、バリカン(ツーブロックの場合)、ピン(なければ輪ゴム)、手鏡(あれば後ろが見やすい、スマホで代替可能)

【カットのポイント】

あくまでも美容院に行けない時の応急処置と考えよう。失敗しないように心がけて、大きなイメチェンや短くカットするなどは美容室で行うようにしよう!