カラーをした後、だんだん色が落ちてきてオレンジっぽくなる。赤っぽくなる。

パーマがとれてきてただのパサついた髪になる。それは、現在の毛髪技術では仕方がないことです。

こちらは実際にカラーとパーマで髪がパサついてしまったお客様です。

しかし、正しいヘアケアをすることでそれらを『遅らせる』すなわち持ちを良くすることは可能です。

【美容師解説】カラーやパーマの持ちを良くする方法

まず、カラーやパーマというのは、少なからず髪が傷みます。

美容室での施術で髪が傷みやすい順番に並べると・・・

ブリーチ、縮毛矯正>パーマ>カラー

となります。

髪が傷むということは、髪の毛内部のタンパク質や水分、色素が髪の毛外部に流出している状態を意味します。

ですから、このタンパク質、水分をできるだけ補給して、さらに流出を防ぐことがカラーやパーマの持ちを良くする方法になります。

そのためには、ご自宅でのホームケアが必須となります。

ここから具体的に誰でもできるホームケアについて解説します。

誰でもできるホームケア方法

まず、カラーやパーマの持ちを良くするシャンプーを使いましょう。

◆シャンプーは何を使うかが重要

というのも、シャンプーは洗浄力強いものを使うと、髪の毛が傷みやすくなってしまいます。良くサロンで使うシャンプーはサラサラするのに自宅でシャンプーすると髪が軋むということはありませんか?

それはシャンプーの主成分である洗浄剤が石油系などの強いものを使うと起きる現象です。基本的にサロン仕様のシャンプーは主成分である洗浄剤がアミノ酸系であり、洗浄力がマイルドです。

しかし、洗浄力がマイルドなだけではいけません。カラーやパーマは強力薬剤です。それが髪の毛に残存薬剤として残っています。それを取り除かないと髪の毛は傷み続けます。

ですから、残存薬剤を除去できる成分が入っていることも重要です。

ポイント1:洗浄力がマイルドなアミノ酸系、さらに残存薬剤を取り除くシャンプーを使う

 

また、シャンプーに補修成分が入っているかが重要です。

なぜカラーやパーマの持ちを良くするのにシャンプーの補修成分が重要なのか?それは上記でも書かせていただきましたが、美容院での施術の薬剤によって髪の毛が傷むからです。

髪が傷めば髪の毛内部のタンパク質や水分の流失が起きます。そうするとパサつき、うねり、色が落ちるという悪循環が起きます。

それを引き起こさないようにするために外部から、補修成分を取り入れる必要があります。というのも髪の毛は皮膚とは違い神経も血液も通っていませんから自己再生できないのです。外部から補修成分を与えて補修する以外方法はありません。

となれば、毎日使うシャンプーで徐々に髪の毛を補修していくのがベストです。

ポイント2:補修成分が入っているシャンプーを使う

 

そして、3つめにシャンプーの重要な要素は保湿です。カラー、パーマをした髪は傷んでいますから、髪の毛内部の水分量も少なくなっています。

そうすると、髪はパサつきますし、色も薄く見えます。

それを防ぐためにシャンプーに保湿成分が入っているものを使いましょう。髪の毛には血液が通っていませんから、外部から保湿してあげることが重要です。植物のように髪の毛自ら水分を取り入れることはできませんから。

ポイント3:保湿成分の入ったシャンプーを使う

3つの成分を含んだシャンプーについて

美容院MAXでは、髪の毛にお悩みのある方のためにLINEで相談をいただいたり、実際に訪れるお客様のご意見を聞いてシャンプー&トリートメントを作っています。

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そのため、カラーやパーマをしていても綺麗な髪が続くように下記の成分を配合しています。

①アミノ酸系界面活性剤

②ヘマチン 

③シルク

④ケラチン

これらを配合することで、

・髪を傷ませない

・残存薬剤の除去

・髪を補修する

・髪を保湿する

という条件を満たすこと

ができました。

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ヘアオイルを活用する

ヘアオイルはカラーやパーマの持ちを良くするのにとても効果的です。

というのも、髪の毛の保護はこれ以上髪を傷ませないことが大切ですから、日常の紫外線、摩擦、乾燥から髪を守ることが必要です。そのためにはヘアオイルで髪を保護することが必要です。

例えばこちらの髪の比較写真をみてください。

こちらはヘアオイルで髪を保護する前と保護した後です。このように髪質に差が出てきます。

◆ヘアオイルで髪を保護するどうなるか?検証動画

プリュムヘアオイルを見る

まとめ

今回はカラーやパーマの持ちを良くする方法について書かせていただきました。

良く勘違いされる方が多いのですが、髪の毛は一度傷んでしまうと自己再生ができません。

ですから、いかにヘアケア製品を使って外側から『補修』することが大切です。壊れた物を直すイメージです。この記事が皆様のお役に立てられれば嬉しいです。

わからないことがあれば美容院MAX公式LINEまでご気軽にお問い合わせくださいね!