美容院MAX原宿で美容師をしながらヘアケア商品の開発をしている戸来です。公式LINEでいいシャンプーの条件はなんですか?私に合うシャンプーはなんですか?とご質問をいただくので記事にしてみました。

いいシャンプーとは人それぞれなので一言で『これがいいですよ』という正解はありません。髪の毛のダメージ具合、頭皮の悩み様々ですから。

しかし、それでは話が終わってしまいますよね。人それぞれといっても“本当にいいシャンプー”には共通点があるのです。

その点について、美容師の視点から解説していきたいと思います。

本当にいいシャンプーの条件の定義とは

 

▼美容師が動画でも解説!本物のシャンプーとは?

 

まず、薬用だからいい、頭皮用だからいい、値段が高いからいいということは一切ありません

シャンプーの成分のほとんどが共通して水ですが、その次に界面活性剤、そして補修成分保湿成分となります。

この3つがしっかりした成分であることが重要です。この3つがしっかりしてるシャンプーが僕は”いいシャンプー”の部類に入ると思っています。

みなさん、普段シャンプーを選ぶときどのようにして選んでいますか?ほとんどの方がパッケージや宣伝ですよね。実際に裏面の成分表記を見て買う人はほとんどいないと思います。

でも、いいシャンプーを選びたいのであればしっかり成分を見て買うことをお勧めします。

店頭でなくてもネット上でも買う前に成分は見られますのでぜひチェックしてみてくださいね。

・界面活性剤

・補修成分

・保湿成分

ただ、売られているシャンプーの表記には『これが界面活性剤』、『これが補修成分』、『これが保湿成分』、というようなわかりやすい表記はされていませんので、難しい表記をご自身で確認しなければいけません。

本当にいいシャンプーの条件1:アミノ酸系

いいシャンプー洗浄力がマイルドなアミノ酸系界面活性剤を使っています。

脂肪酸にアルカリ性をくつけて界面活性剤を作る際、アルカリの部分をアルギニン、リジンなどのアミノ酸を使っている場合や、逆に酸性を示すアミノ酸であるグルタミン酸にアルカリ性を示す成分をくっつけている場合があります。

脂肪酸 + アミノ酸(アルギニン、リジンなど:アルカリ性)

脂肪酸+ アミノ酸(グルタミン酸など:酸性) + アルカリ性物質

一般的にはグルタミン酸などにアルカリ性物質をくっつけたを使った後者の界面活性剤が主流です。

これらのアミノ酸系界面活性剤の特徴は石鹸の化学構造に近いですから、頭皮や髪の毛をマイルドに洗ってくれることです。pHも素肌に近い値です。 人体の地肌や髪の毛は弱酸性ですから、石油系などアルカリが強い界面活性剤で洗ってしまうとタンパク質の変質が起きてしまいます。

頭皮や髪の毛はタンパク質でできていますから、ダメージを受けるということになってしまいます。ですからアミノ酸系界面活性剤は重要なのです。

良いところは何と言っても石鹸と同様の肌への優しさを持ち合わせながら、髪の毛がキシキシしないというところでしょう。

それでは、頭皮と髪に優しいアミノ酸系界面活性剤の成分を見てみましょう。みなさんの気になるシャンプーの成分表記と比べながらご覧ください。

◆グルタミン酸系

ココイルグルタミン酸Na、ココイルグルタミン酸k、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルグルタミン酸Na、ラウロイルグルタミン酸Na、ラウロイルグルタミン酸k、ラウロイルグルタミン酸TEA、ミリストイルグルタミン酸Na、ステアロイルグルタミン酸Na

特徴:髪の毛の潤いを保ちながら洗える洗浄剤です。さっぱり感は少ないですが、硬い髪やパサつきが気になる方にはおすすめです。

◆アラニン系

ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンTEA、ココイルアラニンTEA、ミリストイルメチルアラニンNa

しっとりしすぎない、さっぱり感があります。髪の毛にボリュームが欲しい方にはお勧めの成分です。

◆グリシン系

ココイルグリシンNa、ココイルグリシンK、ココイルグリシンTEA

泡切れが良くしっかりとした洗浄効果が期待できます。ただその分しっとり感が乏しく、髪の毛が軋むと感じる人もいるでしょう。

◆タウリン系

ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルタウリンNa、ココイルメチルタウリンタウリンNa、ミリストイルメチルタウリンNa、ステアロイルメチルタウリンNa

泡立ちは少ないですが、バランスのいい成分です。適度に洗えてサラサラとした使用感が特徴です。

◆アスパラギン系

ラウロイルアスパラギン酸Na、アシル(C12,14)アスパラギン酸TEA

使用感はすっきりとしています。皮脂が多めの人にはおすすめです。

組み合わせとして重要な脂肪酸

アミノ酸系界面活性剤アミノ酸の成分とくっついている脂肪酸についても理解していきましょう。

脂肪酸は何を使うかによって洗浄力が変わります。アミノ酸系界面活性剤は肌に優しい分、洗浄力が弱いと気にされる方もいらっしゃると思いますので、この脂肪酸のは何を使っているかで洗浄力を調整できますので確認してみてくださいね。

洗浄力が強い順番に並べると・・・

高洗浄力:ラウロイル 中洗浄力:ミリルトイル、ココイル 弱洗浄力:ステアロイル

となります。

アミノ酸系界面活性剤のデメリット

頭皮と髪に優しいアミノ酸系です、デメリットは何と言っても原料が高価なところでしょう。アミノ酸系は石油系などと違って原料が高いのでシャンプー自体の値段も高くなる(通常の2倍〜4倍ほど)傾向にあります。

また原料の希少性も高く、市場に出回りにくいというところもデメリットでしょう。

量販店でなかなか売っていない、通販でしか手に入りにくいというのもこれによるものです。

▼ここまでのまとめ

・界面活性剤はアミノ酸系が良い

・原料が高いのでシャンプー自体の値段も高くなる

本当にいいシャンプーの条件2:補修成分の有無

髪の毛は死滅細胞といって、一度傷んでしまうと二度と自力では回復しません。ですから、外部から補修成分を髪の毛にくっつけて補修する必要があります。

髪の毛は日々の摩擦、乾燥、ドライヤーやヘアアイロンの熱、カラーやパーマによって傷みます。さらにはシャンプーの時の摩擦でも傷むんですね。

ですから、シャンプーで補修成分を髪にくっつけることが重要となります。これらが含まれているシャンプーを選ぶといいでしょう。

ダメージを受けた髪を補修する成分

加水分解ケラチン、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、セラミド

剥がれたキューティクルを補修する成分

ヘマチン

ヘマチンは血液中に含まれる成分です。ダメージで髪の毛表面のキューティクルがはがれてしまったところに作用し、キューティクルとそっくりの形状の物質を形成します。

本当にいいシャンプーの条件3:保湿成分の有無

髪の毛は、濡れている状態から乾かすと乾燥します。乾燥するということは髪の毛内部に必要な水分が失われてしまっている状態です。特にシャンプーというのは髪の油分を洗い落とすため、保湿成分が入っていないと乾燥しがちです。

乾燥すると、髪が硬くなり、パサつきが目立つようになります。

ですから、シャンプーに保湿成分が含まれているものを選ぶと良いでしょう。

保湿成分

トレハロース、植物の種子油、グリセリン、各種アミノ酸

ノンシリコンっていいの?

ノンシリコンが髪にいい、という話はネットで言われておりますが、シリコン自体は髪に悪い成分ではありません。シリコンは髪の毛の表面をコーティングして指通りを良くするものです。

しかし、補修成分ではなく、あくまで髪の毛表面を覆うもです。

ですから、シリコンがダメなのではなく、シリコンを入れないとサラサラ感が出ないという成分配合が問題なのです。

ノンシリコンシャンプーはシリコンを入れなくても髪がきしまない、アミノ酸系の界面活性剤を使っていたり、補修、保湿成分が入っています。ですからシリコンを入れる必要がないのです。

美容院MAX原宿で作っているシャンプーの成分は?

美容院MAXでは、公式LINEで3000名様からいただく髪のご相談や、ご来店されるお客様のご意見を反映してシャンプーを作っています

成分は以下の通りです。

水、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドプロピルベタイン、スルホコハク酸ラウレス2Na、ラウロイルメチルアラニンNa、グリセリン、ジステアリン酸PEG-150、ラウラミドDEA、ラウレス硫酸Na、ポリオクタニウム-10、ヘマチン、グルタミン酸、クエン酸、加水分解ヒアルロン酸、ベタイン、プロリン、トレハロース、ツバキ種子油、ポリオクタニウム-51、PCA-Na、アルギニン、セリン、グリシン、アラニン、リシン、トレオニン、PEG-60水添ヒマシ油、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、フユボダイジュ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、ニオイテンジクアオイ油、オレンジ果皮油、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、塩化Na、BG、EDTA-2Na、プロピルパラベン、メチルパラベン、フェノキシエタノール、ソルビトール、エタノール

界面活性剤はアミノ酸系(グルタミン酸)で作っています。洗浄力はバランスを考えてココイルを選択しました。補修成分は、ヒアルロン酸、シルク、を配合。

さらに、傷んだキューティクルを補修できるヘマチンを使っています。

そのほか、必須アミノ酸を多数配合することで髪の毛と頭皮を健やかに保ちます。

“原料には一切妥協しない”という信念を掲げて 実際にご来店くださる多くのお客様ご意見を徹底的に反映するために、共同開発してくださるメーカーを探しました。そんな中1つの製薬会社さんが協力してくれてプリュムシャンプーを作ることができました。

口コミサイトでも、お客様からご感想をいただいております。本当にありがとうございます。

ご意見、ご相談、作って欲しい製品に関するご要望などありましたら、美容院MAXの公式LINEにご気軽にメッセージどうぞ!

>>プリュムシャンプーの詳細を見る

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