ウェットヘア、いわゆる濡れ髪スタイルにスタイリングする際はスタイリング剤が重要です。
ツヤっぽく濡れているように見せるには実は全く違う2種類の方法があります。
1:ジェルやグリースなど『水分』でツヤを出す
濡れた状態からドライヤーで9割くらい乾かした後にジャルをつけていきます。ジェルの成分のほとんどは水ですから、ツヤツヤ感は抜群です。またハードタイプのものも多いですから、セット力が欲しいというメンズにはジェルがおすすめです。ただ、主成分が水と高分子である為、付けたてはツヤがありますが、だんだん乾いてきてしまう、パリパリとしてしまうことがデメリットです。
ジェルのメリット:セット力が抜群にいい
ジェルのデメリット:乾いてくるとパリパリになることも
ジェルでセットするとこんな感じです。根元からしっかり立ち上がり、束感もしっかり出ています。
2:オイル(ヘアバーム)でツヤを出す方法
ヘアオイルだけでメンズの髪の毛をセットするのは現実的に難しい(液体のため指通りは良くなるがセットができない)ですから、ここではヘアオイルの固形バージョンのヘアバームについてお話しします。
◆メンズ向けヘアバーム『プリュム・デュール』使用
こちらはヘアバームでセットしました。ヘアバームはバターのような質感で主成分がジェルとは全く異なっておりまして、『油分』でできているので固まることがなく、乾燥もしにくいのでツヤが維持されます。さらにはトリートメント効果があるのが大きな利点です。
欠点としては、ジェルよりセット力が弱いことです。固まらないのでハードな形をずっとキープできるわけではありません。ですから男性の方、束感を出したい方にはハードタイプのヘアバーム『プリュム ・デュール』がおすすめです。
ヘアバームのメリット:固まらず、ツヤを維持
デメリット:ジェルのようなセット力がない
もちろん好みににもよりますが、当店では2つ目のヘアバームの油分で濡れ髪スタイルを作ることをおすすめしています。その理由は以下の通りです。
・オイルは濡れ髪感が長時間持続する
・ジェルやグリースよりも優しい使い心地
・傷んだ髪もトリートメント効果でしっとりするただ、セット力はどうしてもジェルの方がありますのでなりたいヘアスタイルに合わせて決めましょう。スタイリングの使い分けについて参考になる記事はこちら。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はメンズのウェットヘアにはジェル?オイル?どっちがいいの?についてご紹介しました。
▼要点をまとめます
・とにかくセット力が欲しい人はジェルがおすすめ
・ヘアケアをしたい、髪を固めたくない人はオイル(ヘアバーム)がおすすめ
最後までお読みくださりありがとうございました。
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2016年からMen’s Beautiful.comを運営、くせ毛・剛毛・敏感肌のお客様のため天然成分にこだわったシャンプー、ワックス、ヘアオイルなどの商品開発をしています。
現在は東京で美容室経営、ヘアケアメディア運営、ヘアケアブランドを運営する会社『マクスタート 』のCOOをしています。