最近髪の毛が傷んできた、ゴワついてスタイリング剤が絡まる。

そんなお悩みを持っているの方は多いですよね。

そのようなお悩みは美容院MAX原宿のLINE相談室でも多く寄せられます。

>>戸来正博が最年少22歳で原宿に店を出した美容院MAXって?

髪の毛は肌と違い『痛み』を感じない死んだ細胞でできているので僅かな損傷にも気がつかないのです。

そして何より髪の毛は『自己修復力』がありません。

感じることのないダメージは徐々に髪内部に蓄積されます。

その結果パサつき、枝毛、切れ毛などの見た目、感触ではっきりわかる程度まで顕在化してくるのです。

ということで、今回は髪の毛が傷んでしまう原因と対策についてまとめていきます。

髪の毛が傷む原因は?

髪の毛が傷む原因は大きく分けて3種類に分類されます。

①化学薬品によるヘアダメージ

②外的刺激によるヘアダメージ

③熱によるヘアダメージ

それでは一つ一つ詳しく見ていきましょう。

①化学薬品によるヘアダメージについて

髪を傷めてしまう薬品(施述)はヘアカラー、パーマ、ブリーチ、縮毛矯正などです。

これらの施術に使う薬剤は髪の毛の表面のキューティクルを開く『アンモニア』が入っていますし、パーマや縮毛矯正はタンパク質の結合を切断して、再度くっつけるものです。

年々薬剤は進歩しているとはいえ、髪の毛に与えるダメージは0になならないのが現状です。

パーマやヘアカラーなどの『ケミカル処理』によって受ける毛髪のダメージは,見た目でもすぐにわかりますし、触った感触で傷んでいることがわかるほど大きなものです。

ですから、カラー、パーマ、ブリーチ、縮毛矯正をする際は髪の毛が傷むことを承知の上で行いましょう。

下の写真は何もしていない身の毛とブリーチをした髪の毛の表面(キューティクル)を拡大した写真です。

引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/48/4/48_271/_pdf/-char/ja

このように薬剤処理すると髪の毛は傷んでしまうことがわかっています。

②外的刺激によるダメージ

髪は日々こすれ合っています

・洗髪時の擦れ

・タオルドライの際の擦れ

・ドライヤーをかける時の擦れ

・睡眠中、枕との擦れ

数えたらきりがありません。

それにしても本当に日常生活での物理的摩擦で髪が傷むのか?

気になりますよね。

実際に実験したデータがあるのでご紹介します。

引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj1976/11/2/11_2_5/_pdf/-char/ja

髪の毛のブラッシング回数が1,000回 10,000回と増やしていくと、髪の毛表面キューティクルの損傷が大きくなることが明らかになっています。

そうすることで、界面活性剤などの薬剤の影響を受けやすくなってしまいます。

界面活性剤は多くのヘアスタイリング剤、シャンプーなどに含まれています。

>>界面活性剤の影響について考察した記事

外的刺激を軽減する対策は?

とにかく髪の毛の摩擦を減らすことです。

優しいシャンプーの仕方はこちらをご参考に。

お風呂上がりのタオルドライのときも『ガサガサ』と乾かすのではなく、優しくポンポンと水分を吸い取るようにしましょう。

また、寝癖直しやブラッシングをする前にヘアオイルを塗って髪の毛が絡まるのを防いで摩擦が起きないようにするといいです。

>>髪の毛の摩擦を軽減するプリュムヘアオイルが2019年12月に発売予定です。

紫外線によるダメージ

摩擦のほか、紫外線でも髪の毛が傷むことがわかっているのでご紹介します。

髪の毛に実際に紫外線を当ててみた実験結果(参考文献は下記に記載)です。

引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/48/4/48_271/_pdf/-char/ja

紫外線を浴びた髪は毛先がパサついて広がっているのがわかります。

また、このようにダメージを受けた髪は『タンパク質』が外に流出してしまいます(参考文献は下記に記載)

引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/48/4/48_271/_pdf/-char/ja

>>髪の毛がパサつく?最短で解決する方法

髪の毛の紫外線を防ぐ方法

紫外線を防ぐには、不必要に太陽光に当たるのを避けることが大切です。

もちろん夏でなくても、です。

それでも日光に当たってしまう場合は、髪の毛用の日焼け止めを使用すると良いでしょう。

スタイリングを崩したくない方はスプレータイプの日焼け止めを髪に軽くふりかけてお出かけするのが良いでしょう。

③熱によるヘアダメージ

ヘアアイロンやコテは100℃〜200℃の高温であり、熱を利用したスタイリングにより毛髪はダメー ジを受けてしまうことがわかっています。

次のグラフは、ヘアアイロンを通した髪の毛と何もしていない髪の毛の水分量の比較データ(参考文献は下記に記載)です。

引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/46/3/46_219/_pdf/-char/ja

これは髪の毛の内部に吸着ししていた『結合水』が高熱のヘアアイロンにより蒸発するために起きていると考えられています。

現代人の髪の毛はパーマ、カラー、ブリーチといった様々な薬品によって極度のダメージ毛になりやすい状況です。

さらには毎日のヘアセットでヘアアイロンを使うことが多い場合はアイロンダメージでパサつきが気になる方もいらっしゃるでしょう。

>>ヘアアイロンで髪が傷む?

ヘアアイロンで髪を傷めないためには?

日常的にヘアアイロンを使う時は温度に気をつけましょう。

一般家庭で180℃で髪をセットするにはダメージリスクが高いです。

ですからくせ毛を伸ばしたり、束間を出す時は150℃で使用しましょう。

それと実験結果でもあったとおりですが、熱ダメージを受けた髪の毛表面はパサついており保湿力がない状態です。

ですから、ヘアセットにはオーガニックワックスなど界面活性剤が含まれていない保湿に適したスタイリング剤を使用することをお勧めします。

引用:https://kusegelove.com/kusege-tiritiri/

◆くせ毛を抑えるヘアセット動画

まとめ

いかがでしたか?

今回はダメージヘアになる原因と対策について毛髪実験の論文を用いて解説いたしました。

ポイントをおさらいしましょう。

▼重要ポイント

髪の毛が傷む原因は大きく3つ

・薬剤によるケミカル処理(パーマ、カラー、縮毛矯正)

・外的刺激(摩擦、紫外線など)

・熱によるヘアダメージ(ヘアアイロンなど)

そして、一度ダメージを受けた髪の毛はもう再生はしない。

だからこそ、日頃から髪の毛を傷めないようにヘアケアアイテムを使いましょう!

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【参考文献】

・毛髪の熱ダメージとその指標について 山 下 真 司,松 井 康 子,戸 叶 隆 雄,吉 岡 正 人

・毛髪の紫外線ダメージ ─評価指標とダメージケア─ 渡 辺 智 子

・毛髪とブラッシング 奥村丈夫, 石田篤郎, 佐々木哲雄, 林 静男

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