ヘアオイルって女のものってイメージがありますよね。
確かに女性のお客様がご使用になられることが多いアイテムですが、くせ毛でお悩みなら男性にもぜひ使っていただきたいので記事にしました。
なぜならヘアオイルはくせ毛のパサつき、うねりを抑えるのにとても効果的なアイテムだからです。
では実際にこちらの実例をご覧ください。
◆メンズのショートヘアー 髪質:剛毛・縮毛(ちぢれ毛)
スタイリング前のくせ毛具合はこんな感じです。アフロまではいきませんが、かなりのくせ毛ですよね・・・。
これが、ヘアオイルを使うとこのように、サラサラっと見違えるように落ち着きます。
男性のくせ毛であれば使用量目安はポンプで1プッシュ程度。
くせ毛の男性が気になる耳周り、サイドも・・・
こんな感じにつけただけで落ち着きます。ヘアアイロンなどはしていません。
実際に動画でも見てみましょう。
◆実際にプリュムヘアオイルでくせ毛が落ち着く瞬間の動画
いかがでしょう。
つけただけでヘアアイロンなしでもナチュラルにくせ毛が落ち着きました。
なぜ、つけただけでくせ毛が落ち着いたのか?
その理由は配合しているケラチン、コラーゲン、天然オイルにあります。
ダメージでキューティクルが凸凹(デコボコ)になった状態ではチリチリのくせ毛に見えてしまいますから、そのダメージ部分をケラチンで補修し、コラーゲンで保湿、オイルでコーティング、艶を与えるのです。
今回使用したプリュムヘアオイルはくせ毛専門美容室生まれのヘアオイル。
実際にくせ毛のお客様のご意見のもと、製薬会社の協力があって改良を重ねてできたヘアオイルです。
くせ毛にヘアオイルは効果ある?メリット・デメリット
はじめまして。質問です。
くせ毛にはヘアオイルが効果があるとお聞きしましたが、それは本当でしょうか?
また、くせ毛用のプリュムワックスやプリュム・デュールはヘアオイルとしても使えますか?
(メールでご質問 30歳男性)
結論から申し上げると、美容師の意見としてもくせ毛にとって有効なアイテムです。
なぜかというとくせ毛の表面は不均一ですが、ヘアオイルをつけることでその具均一な表面がコーティングされるからです。
◆くせ毛用ヘアオイル『プリュムヘアオイル』を検証してみた
このようにプリュムヘアオイルはくせ毛につけたたでけ簡単にサラサラ、スルスルにコーティングできるのが特徴です。
では実際に動画で見てみましょう。
◆髪を乾かす前にヘアオイルをつけるとここまで変わる!動画
このようにくせ毛にとっておきのプリュムヘアオイルですが、理論的にデメリットも書かせていただくと、細いくせ毛や、傷んだ直毛には最適なのですが、強すぎるくせ毛にはオイル単体だとちょっとコーティング力が弱いということです。
サラサラした質感にはなりますが、メンズとしてはキープ力が弱いと感じる方もいるかもしれません。スタイリング剤というよりは『アイロンをかける前に使う』『くせ毛の質感を改善する』ケア用品と考えましょう。
あくまでプリュムヘアオイルは日頃のくせ毛対策に使用するもの、と思ってください。ヘアオイル単体をご使用になるのであれはシャンプーの後、髪を乾かす前や朝の寝癖直しにご使用いただくのをお勧めします。
ヘアオイルで髪を保湿補修しつつ、キープ力も欲しい場合はヘアオイルにプラスして、プリュム・デュールをお出かけ前に使ってみてください。
◆チリチリ、うねりが強い、剛毛などでお悩みのくせ毛の場合は仕上げに『プリュム・デュール』
このように、強いくせ毛、硬い髪、いわゆる剛毛の場合は、ヘアオイルをつけて髪を乾かした後にコーティング力の強い『プリュム・デュール』をおすすめさせていただいております。
◆チリつきやすい、硬いくせ毛でも変化がわかりやすいのが特徴です
@plumedur
届いたので早速使ってみました!まずプリュームデュールワックスはオールバック七三分けもでき、時間が経ってもキープされています!手直しもできて本当に使いやすいです!使い心地も良いです。超剛毛、天パにもちゃんと効果が出てるのが分かります。本当に良いものをありがどうございます pic.twitter.com/cifILKyRfJ
— 柴田 勲 (@isaoh77) May 17, 2019
◆女性の強いくせ毛には『プリュムワックス』がおすすめ
プリュムワックスは女性向け、プリュム・デュールは男性向けです。
どちらも天然ヘアオイルの『アルガンオイル』と『ホホバオイル』をワセリンでテクスチャーをつけたワックスです。
手触りが良いので、ロングヘアーや、セット力はそこまでいらないからくせ毛を綺麗に見せたいという方におすすめさせていただいております。
発売当初は女性のお客様がほとんどでしたが、最近は男性の方も多くなり、多くの方のご意見からプリュム・デュールが発売されました。
そもそもプリュムワックスとプリュム・デュールは『アルガンオイル』と『ホホバオイル』を配合したワセリンベースのワックスですから、
普段のワックスとしてお使いただくだけで、ヘアオイルの効果が得られる⇨くせ毛の手触りが良くなるという原理です。
この後にも書いていきますが、アルガンオイルとホホバオイルはかなり優秀なヘアオイル成分です。
>>くせ毛のためのオーガニックワックス『プリュム・デュール』について
ヘアオイルが男のくせ毛に効果的な理由
なぜヘアオイルが男のくせ毛にこんなにも効果的なのか?
動画でも実際にご覧いただきましたが、
図を入れてもう少しわかりやすく解説していきます。
まず、くせ毛の場合は直毛と違って図のように表面が不均一、曲がりくねっています。
くせ毛の形は4 種類に分類されますが表面が不均一なのはどれも同じ。
●ちなみに僕の髪の毛を抜いてみるとこんな感じ。
他の記事でも書いていますが、スタイリング剤でこのくせ毛の表面をコーティングすることで均一性を持たせることが重要だとお伝えしています。
その役目を果たすのがヘアオイルなわけです。
ですので、普段からワックスを使わなかったり、サラサラな質感にしたい人はプリュムヘアワックスが最適、
セット力も欲しいという人はプリュムワックスかプリュム・デュールが最適、
と言えます。
プリュムヘアオイルにしてもプリュムワックス、デュールにしてもくせ毛に有益な成分だけでできていますから、質感の好みのでお選びいただけます。
くせ毛でもプリュム・デュール(プリュムワックスのメンズ向け商品)とドライヤーやヘアアイロンのセットでこのくらいのストレートなら作れます。
毛先が傷みやすい人でもつけただけで、わかりやすいですよね。
◆トリートメントはコスパ悪いのか?
美容院で『トリートメントいかがですか?』って言われた経験ありませんか。
そもそもトリートメントというのは一時的な効果しかないので、当店では高いお金をかけて美容院でトリートメントする必要はないと考えています。
なぜかというと、トリートメントはシャンプーで落ちてしまうからです。
でしたらヘアオイルやスタイリング剤で毎日トリートメント効果を得ていたほうがお得と考えています。
お客様に対して何が幸せかというと、無駄にお金をかけずに、自分自身が満足できることだと思います。
ちなみに、トリートメントといっても、ヘッドマッサージなどリラクゼーション目的であれば良いと思います!
誤解を生まないように申し上げると、髪の毛の『ケア』という観点からはおすすめしていない、ということです。
ヘアオイルは人工と天然の2種類!
ヘアオイルは人工的に作られたものと天然のヘアオイルの2種類があります。
人工的っていうのは主成分がほぼシリコンなんです。
ここでお伝えしたいのは天然のオイルを使っていただいた方がテクスチャー的に強いくせ毛にはしっくりくるということ。
もちろん髪質、個人の好みもありますが・・・
体感した感じは天然オイルの方がしっとり感がありますね。
細い髪質、直毛でダメージヘアーなどでしたら、揮発性のあるサラッと感が強い『シリコン入り』のヘアオイルでもOKです!
天然のヘアオイルとは『椿油』『アルガンオイル』『ホホバオイル』など原料100%のものです。
◆大島椿 椿油(つばき油) 100% 120ml 2484円
◆無印良品 ホホバオイル 100% 200ml 2490円
◆無印良品 アルガンオイル 100% 100ml 4190円
アルガンオイル、ホホバオイルは無印良品さんでも売っていますので手軽に手に入ります(^^)
【余談】なぜ天然油をおすすめするのか?
世の中に出回っているものほとんどは人工的なヘアオイルですが、店頭で売っている2000円程度のものだと、シリコン油が主原料であとはアルコール、防腐剤でできています。(このほか香料とか入っています)
シリコンでできたヘアオイルの方が天然のオイルより原価が安く、サラッとして伸びが良いからです♪
歴史から考えるとシリコンは日本でいうと1980年代に椿油などの天然オイルに変わって原価が安くて使い勝手が良い成分として開発されました。
◆主なシリコン
・シクロペンタシロキサン
・ジメチコノール
◆溶剤(溶かすもの)
・エタノール
◆防腐剤(殺菌成分)
・安息香酸Na
・メチルパラベン
・フェノキシエタノール など
シリコンって頭皮に悪いって一時期話題になりましたよね!
ノンシリコンシャンプーが出て流行ったりしました。
シリコンはシャンプーに微量入っているくらいだと、頭皮の毛穴を塞ぐなんてことはありませんし、むしろ手触りが良くなるというメリットがあります。
シリコンが入っている商品が全て悪いわけではないんですよ(^^)
ただ、人工のヘアオイルは割合的に『ほぼシリコン油』でできています。シャンプーとは配合量が違うのは事実ですね。
それにシャンプー&リンスはシャワーで洗い流すので成分と触れる時間はせいぜい5分程度。
しかし、ヘアオイルは基本洗い流しません。ずっと髪と頭皮についたままですよね。
シクロペンタシロキサン、ジメチコノールは皮膜を形成する特徴を持っていますから、人工のヘアオイルが多く頭皮についた場合、頭皮の健康状態を阻害する可能性もなくはないです(これは賛否両論)。
これも様々な議論がされていますが、あくまで中立的な立場から申し上げると、使い方、髪型によります。
男性の場合、髪が短いので頭皮に着く可能性がありますよね。
また、アルコールや防腐剤は肌、髪への刺激が強いものが多く、人によっては逆に髪が傷むということもあり得ます。
このような理由からくせ毛のためのプリュムヘアオイルは防腐剤、香料、着色料無添加です。
さらにスキンケアに使うオイルをベースに、アボガド油、アーモンド油で作っています。
>>読者の方、お客様からのご要望でできたプリュムヘアオイルの成分解析記事をみる
プリュムワックスシリーズのオイルは『アルガンオイル』と『ホホバオイル』を使っています。
毎日ヘアオイルつけるのは面倒臭い!って方へ
ヘアオイルがくせ毛に効果的な理由は『髪の毛のコーティング』とお話しました。
そうすると日頃からプリュムワックスやプリュム・デュールをお使いいただくことで、髪の毛にヘアオイル効果を与えられます。
男性の場合はワックスで髪をセットする時間も考えなければいけないですよね。
そうすると、スタイリング剤としても使えるプリュム・デュールは重宝します。
プリュムワックスシリーズはソフトとハードの2 種類展開であり、お客様の好みに合わせて混ぜてお使いいただけます。
まとめ
いかがでしたか?
今回はくせ毛でお悩みの女性&男性に向けて『ヘアオイル論』を書いてみました。
そのほか、ワックスに関する記事や髪型に関する記事も書いていますのでご興味があれば読んで見てくださいね!
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2016年からMen’s Beautiful.comを運営、くせ毛・剛毛・敏感肌のお客様のため天然成分にこだわったシャンプー、ワックス、ヘアオイルなどの商品開発をしています。
現在は東京で美容室経営、ヘアケアメディア運営、ヘアケアブランドを運営する会社『マクスタート 』のCOOをしています。