剛毛くせ毛セラピストのMameです。

そもそも、くせ毛に合うスタイリング剤とは何なのでしょうか?

実はただ単に「このスタイリング剤がくせ毛に合いますよ」とは簡単に言えません。

それはなぜか?

くせ毛にとってスタイリング剤を使う目的は大きく2つに分かれるからです。

その2つの目的とは、

✔︎くせ毛をさらに動かしてパーマのように見せるスタイリング剤

✔︎くせ毛を極力抑えるスタイリング剤

そこからさらに、髪の毛の長さがショートなのか?ミディアムなのか?でも変わってきます。

ですから、あなたの作りたい髪型によって、何のスタイリング剤を選べば良いのか決まるわけです。

もちろんその目的に合わせたスタイリング剤を選んでも、その裏には皮膚や髪を傷めてしまう影響など「デメリット」も潜んでいます。

近年は商品の良いところを紹介したり、「くせ毛におすすめだよ」という風に書いているアフィリエイト記事(広告記事)が多と感じています。

ですから、この記事は科学的な視点から成分解析をもとに、メリットとデメリットを”本当の正しい知識”でお伝えしていきます。

web上の広告や、インスタ、ブログなどのインフルエンサーの宣伝に惑わされたくないという方にも読んでいただきたいです。

くせ毛を活かすスタイリング剤ってどういうこと

先ほども述べたように、くせ毛をあえて隠さず、さらに動きをつけることで『パーマをかけているように見せる』のに適したスタイリング剤です。

捻りやすさ、形のつけやすさ、キープ力、ツヤ。これが大前提で、あとは付け心地の差になります。

髪型、セットの具体的なイメージはこのような感じです。

◆くせ毛を活かすスタイリング剤を使ったイメージ

このように、あえてくせ毛を動かすことで、自分の長所として『魅せる』ことができます。

ミディアムヘアーのくせ毛を動かすスタイリング剤は?

上記の画像のように、くせ毛を活かそうとする場合、ショートよりも、ある程度の長さがある『ミディアムヘアー』の方が、パーマっぽく見えます。

くせ毛のミディアムヘアーのスタイリング剤に求める条件は、

1、毛先を遊ばせてあげること

2、髪にツヤを与えてあげること

この2つの条件が満たせている商品はたくさんありますが、

実際使用するにあたっては、使用感がものを言います。

くせ毛で僕がくせ毛で悩んでいた時の意見なのですが、よく目にするスタイリング剤は大体同じような成分ですし、ベタつくのが嫌だなと思っていました。

軽いつけ心地で、ベタつきが少なめのワックスがミディアムの理想のくせ毛を活かすスタイリング剤ではありますが、セット力を求めるとベタつきや引っかかりは必ず起きてしまう・・・

ということで今回は、数あるスタイリング剤の中から、こちらの『ナンバースリー』というメーカーのスタイリング剤について書いていきたいと思います。

種類が豊富で、自分の髪質にあったスタイリング剤を見つけるのに役立つシリーズです。くせ毛を動かすのに注目したは商品はこちらの2 つ↓

◆ナンバースリー DEUXER(デューサー) ミディアムソフトワックス 3  80g

くせ毛を遊ばせために、ねじって束感を作るには時間がかかりますが、ミディアムに特化したスタイリング剤なので、早くセットが終わる、セットしやすいという意見が多いです。

セット力重視というよりは、どちらかというと固まりにくいので扱いやすいスタイリング剤です。

くせ毛をパーマに見せるには束感を作る必要があります。

束感はワックスを髪につけて捻ることで作り出されます

猫っ毛などの軟毛よりも剛毛の方が合います。

そもそも束感はスタイリング剤でしか作れません(誤解されている方も多いですが、カットで束感を出す・・・というのは不可能です)

このスタイリング剤の特徴は、セット力を持ちながら軽い仕上がりなところです。

 ただし、ちょっとツヤや、セット力が足りない場合は、同シリーズの6か後に紹介しています6Gを混ぜて使用してみましょう。

https://twitter.com/koki_hair_set/status/812559099955068928

剛毛のくせ毛はすでに自分の髪でカールしているので、多少重めのスタイリング剤であっても上品に仕上がります。

ナンバースリー DEUXER(デューサー) ミディアムスムースワックス 3S  80g

こちらは同シリーズのスムースタイプのワックス。さらに柔らかさ、軽さを重視したスタイリング剤。

エアリー感のある軽い動きをスムースにキープするミディアムワックスです。
上記で紹介したワックスよりも艶っとしてやわらかめで、ナチュラルで軽い動きをつけやすいです。

剛毛の方は物足りなさを感じますが、油分が少ないので猫っ毛のくせ毛に動きを出すのにおすすめです。

毛先にだけ、少量ずつけましょう。

◆ベタつく!かゆい!という意見も?

 

 

デメリットは肌へ良くないこと?よく聞くけど本当なの?

残念ながら一般的に市販で売られてるワックスは成分がほとんど同じで、頭皮や髪を痛めやすいのは事実です。

これが最大のデメリットです。

それでは、頭皮と髪に刺激や有害性が懸念される成分について、わかりやすく

刺激あり赤文字 刺激なし青文字

で記してみました。

それではもう一度デューサー3 と3Sの成分を見てみましょう。

◆ナンバースリー DEUXER(デューサー) ミディアムソフトワックス 3  80g

全成分:マイクロクリスタリンワックスコハク酸ジエチルヘキシルセテス-10ヒドロキシステアリン酸BGキャンデリラロウセテス-6ステアリン酸グリセリル(SE)ラフィノースマカダミアナッツエステルメトキシケイヒ酸エチルヘキシルPEG-90M水酸化NaトコフェロールBHTメチルイソチアゾリンメチルパラベンプロピルパラベン香料

ナンバースリー DEUXER(デューサー) ミディアムスムースワックス 3S  80g

全成分:マイクロクリスタリンワックスパルミチン酸イソプロピルヒドロキシステアリン酸セテス-10キャンテリラロウセテス-6BGステアリン酸グリセリル(SE)、(シヒドロキシメチルシリルプロポキシ)、ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)加水分解ケラチン(羊毛)モウソウチクたけのこ皮エキスポリアクリル酸NaPEG-11メチルエーテルジメチコンアルギン酸Naスクワラン、(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルス水酸化Naメチルイソチアゾリノンメチルパラベン香料

このように多くの化学薬品が配合されており、刺激が懸念される成分の量も多いことがわかります。

事実、化学薬品は開発から歳月が浅く、人間にどのような害があるか未だに不明な点もあります。

歴史を振り返ると人間は科学の力で多くの失敗をしてきましたので、僕個人としてはお伝えしたいのは『害はない』と言っていてもその数十年後病気を発症したり、使用禁止になった薬品は数多くあるのが実情ということです。

ですので、極力化学薬品は肌につけない努力をするべきだと思います。

それでは刺激の懸念される成分をいくつかピックアップして解説しましょう。

長期使用で刺激。コハク酸ジエチルヘキシル

【構造式】

毛髪の表面に優れた光沢を付与します。ツヤ出し剤です。

⇨1回の使用で頭皮や髪に刺激は感じませんが、21日以上の使用で刺激を感じることがあります。

このワックスから推定するに、コハク酸ジエチルヘキシルの配合率は10パーセント未満。ですので、即日影響はありませんが、実験結果では10パーセント未満でも21日以上の累積使用で刺激を感じる可能性があるとされています

あくまで個人差があります。

◆本当にかゆくなる?ツイッターで使用者の意見をみてみましょう。

 

 

やっぱり、頭皮に刺激があるという意見はあります。

◆動物実験では発がん性や生殖への影響があるって本当?

国立医薬品食品衛生研究所の文献から引用しました。

引用元:http://www.nihs.go.jp/english/index.html

ラットを使った実験では生殖影響と肝臓がんを発生させる。としています。

生殖機能は若いラットの方が影響があったとのこと。

これがヒトにも言えるのか?というところは人体実験になってしまうためデータはありませんが、動物に影響があることは事実です。

⇨ただし、国際機関は『ヒトへの発ガン性の可能性がある物質』としています。

界面活性剤?セテス-類(セテス-6,10)

【セテス-6 構造式】

公式発表されているセーフティーマテアリルデータシート(MSDS)で有害性を確認してみましょう。

60%に薄めたセテス-6 は72時間後23 人/100人に刺激あり。7 日後はさらに増えて36人になっています。

20%に薄めても・・・11人/100人に刺激があったと公式に実験結果が出ています。

これらはほんの一部です。

これらからわかるように安全を気にするのであれば、安全な成分だけで作られているスタイリング剤を使うことが得策と言えます。

よかったら、以下の記事を参考にしてください。

安全な成分だけで作ったワックスのラインナップ

肌に優しい『オーガニックワックス』についてコスパ比較

オーガニックワックスのアレルギーについて触れた記事

界面活性剤を含んだワックスが叩かれる理由

くせ毛のショートヘアーに動きをつけるスタイリング剤は?

ここからはくせ毛のショートヘアーに合うスタイリング剤をのメリットデメリットを紹介します。

くせ毛の場合ショートヘアーは清潔感があるのでおすすめな髪型です。

ただし、艶があってセット力がそれなりにあるワックスでないと、野暮ったくなってしまいます。

わかりやすく比較してみましょう。

艶があるスタリング剤を使った場合↓

艶がないスタイリング剤を使った場合↓

一目瞭然ですね。

このように、くせ毛でショートにする場合、スタイリングしないと致命的にダサくなってしまいます。

くせ毛のショートヘアーのスタイリング剤に求める条件は、

1、テカるくらいの艶がある

2、ショートの髪を立ち上げるセット力のある

となります。

くせ毛のショートを立ち上げるのにおすすめなのはこちら↓

ナンバースリー DEUXER(デューサー)アクアジェルワックス 6G

短いショートだとしっかり立ち上げることができるスタイリン剤で、かつウェット感がある方が、くせ毛に清潔感が出ます。

◆ポジティブな意見は?

セット力が最強との意見が多数!めっちゃ粘性があるので、くせ毛に形をつけてそれを持続させる効果は抜群のです。ボンドかな?ってくらいすごい粘性があります。

◆ネガティブな意見は?

セット力強い分、シャンプーで落ちにくいらしい・・・

では、早速成分を確認してみましょう。

、エタノール、PVP、PG、TEA、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)加水分解ケラチン(羊毛)モウソウチクたけのこ皮エキスBGポリアクリル酸Na、PEG-11メチルエーテルジメチコン、アルギン酸Na、アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30)クロスポリマー、(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルズ、カルボマー、ぺンテト酸5Na、マイカ酸化チタン、フェノキシエタノール、香料

まず、これからわかることは何かというと、皮膜形成をする成分が多いことがわかりました。

例えば、PVP

これはツヤ感を出したり、髪の毛を膜で覆うために配合しています。

これは結構粘性が高い(ベタベタする)です。セット力をつけるための代償ですね。

さらにそれをワックスに溶かすためにエタノール、PG、TEA を配合しています。

ベタつくのも問題ですが、これらのエタノール、PG、TEAの溶剤もヒドロキシ基がついており、水にも良く溶けます。

保湿剤とは言われますが、髪の毛の水分や必要な油分も吸い取ってしまうというデメリットがあります。

また界面活性剤が入っていますから、使っていると髪の毛が痛んで、パサパサになってしまいます

それが、シャンプーの時の不快感に大きく影響します。

シャンプーの時の不快感とは、そう、髪の毛がキシキシすること、落ちにくいこと。

これは後にに抜け毛(ハゲ)へとつながります。

 

◆セット力が強すぎるワックスの危険性は抜け毛?

参考までに↓

スタイリング剤で抜け毛が10,000本増えた話

どういうことか?簡単にまとめると・・・

セット力の強いスタイリング剤は髪の毛同士が絡まったり、手でセットした時に手に引っかかって、ぶちぶちっと髪の毛が抜けてしまうのです。

ワックスによって物理的に頭皮から髪の毛が引っこ抜けてしまうのですね。

特に髪の毛をいじる癖がある人は要注意です。

またツイッターでもあるように、シャンプーで落ちにくいこともハゲる大きな要因です。

ワックスがベタつくのでそれを落とすために、シャンプーを頑張ってしまうことです。

例えば、ワックスを落とすために二回や三回もシャンプーする。そのため髪や頭皮が痛む。一回ではワックスが落ちないので数回洗わざるを得ないのです。

すなわちセット力が強いスタイリング剤の使用で負の連鎖に陥る。頭皮や髪の毛が痛んでしまえば、それは抜け毛に直結してしまいます。

肌や髪に優しい無害な成分だけで作られたワックス、シャンプーを頑張らなくても良いワックスが欲しい方はこちらのラインナップをご覧ください。

ハゲる成分を含まないワックスとシャンプー

くせ毛を抑えるタイプのスタイリング剤は?

圧倒的にオーガニックワックスをおすすめします。

一般的なメンズワックスなどのスタイリング剤は中盤でも述べたように、髪や頭皮を傷めてしまう場合があります。

くせ毛は髪の毛の表面がデコボコしていていること、髪の毛内部の水分バランスが崩れてうねってしまうことが原因です。

この状態でさらにダメージを与えるのは良くありません。

ですから、化学薬品を含まないオーガニックワックスがおすすめです。

※ただし、オーガニックと書いていても、がっつり界面活性剤などの化学薬品だらけだったりするワックスも多いので、購入前に成分表記を確認してください。

くせ毛を抑えるスタイリング剤に必要な条件は・・・

ズバリ、優しい油分(オーガニックワックス)で髪の毛表面をコーティングすることです!

実例をご紹介します。

界面活性剤、アルコール、防腐剤、ベタつき成分を一切含まない『プリュムワックスシリーズ』でくせ毛をコーティングしてみました。

◆就寝前にプリュムワックスでコーティング。朝の寝癖がつかない。

◆女性も。トリートメンでは治らないパサつきも、プリュムワックスを塗っただけでご覧のおり。

◆プリュムワックスをつけて乾かすと・・・

プリュムワックスシリーズはオーガニック認定のアルガンオイルを使用、さらにオーストラリア産のホホバオイル多く使用していますから、自然な艶がでます。

 

◆くせ毛を抑えるプリュムワックスシリーズの口コミをご紹介

パサつきを抑え、くせ毛も扱いやすくなられたとのこと。

くせ毛のセットが簡単になるという意見も。

◆合わないという意見も?

界面活性剤をアルコールは有害なので含んでいません、ですので,

その反面どうしてもさらっと感はありません。

◆デメリットはセット力がないこと?

オーガニックワックスはセット力の強いワックスとは違い増粘剤を含んでいません。

髪や肌に優しい反面、セット力に欠けます。くせ毛を抑えるだけには使えますが、くせ毛を活かしたパーマ風なスタイルを1日キープは髪質によっては難しいです。

プリュムワックスの全成分を見てみましょう。

ワセリンミツロウホホバ種子油アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)酢酸トコフェロール(ビタミンE)

このように、トリートメントに近い成分のみですので、セット力は弱いです。

優しい成分だけでセット力をつけることは無理?

今までの話をまとめましょう。

◆くせ毛を活かすスタイリング剤(メンズ向けヘアワックス)

メリット:毛先を動かすアレンジ力、ツヤ感を演出

デメリット:化学薬品が肌と髪に有害

◆くせ毛を抑えるスタイリング剤(オーガニックワックス)

メリット:肌と髪に優しい成分のみでできている、くせ毛をコーティングできる

デメリット:セット力が弱い

くせ毛を動かすスタイリング剤とくせ毛を抑えるスタイリング剤は、正反対の性質があることが分かりましたね。

セット力もあるが、髪や肌に害のない成分で作られたスタイリング剤があれば、と思いますよね。

原宿の店舗にいらっしゃるお客様やLINE、掲示板でもそのようなご意見をいただきました。

そこで、私たち美容院MAXは、この課題をもとに「セット力のあるプリュムワックス」の商品化を進めてきました。

くせ毛にセット力を付けるには『捻って』束感を出すことが重要と述べました。

その考えから、束感に必要な成分をプリュムワックスに追加。

『マイクロクリスタリンワックス』『キャンデリラロウ』がそれにピッタリです。

そして、天然成分でセット力のある『コメヌカロウ』を配合し、優しいテクスチャーに仕上げました。

ベタつく成分を配合しないのでパリッと固めることはできませんが、くせ毛のミディアムヘアーやショートヘアーみ求めるスタリング剤の必要条件である毛先を遊ばせてあげること、髪にツヤを与えてあげること、立ち上げることを可能にしました。

◆プリュムワックスにセット力を加えた『プリュム・デュール』

プリュムデュールは2018年末頃発売予定です。

まとめ

いかがでしたか?

今回はメンズのくせ毛におすすめするスタイリング剤についてメリット・デメリットをご紹介しました。

セット力があるワックスやくせ毛を活かすワックスは、くせ毛をパーマのように見せることができますがその反面、髪や頭皮に良くないことがわかりましたね。

これからも皆さんにタメになる情報を発信していきますので、よろしくお願います。

では!また次回!

『剛毛くせ毛セラピスト』Mame

1990年生まれ ゆとり製法、悟り世代、好きなことで生きてます。

ニックネーム:まめ

M.CONSULTING代表(サイト運営・コスメ開発)

新卒で国内最大手石油元売り会社、石油化学製品部門へ。

そしてコスメの主原料である『石油化学製品』製造で培った知識を元に起業。

化学薬品を使わないヘアケアについて情報発信、みなさんの意見を元にプロダクトを開発しています。

もともと『セラピー』と薬を使わない治療という意味で、そこから『剛毛くせ毛セラピスト』というなんともありきたりな?肩書きを使わせてもらっています。

その他髪質でお悩みの方のはご気軽にご相談ください。

みんなの意見で新しいスタイリング剤を作りましょう。

plume.wax.sato@gmail.com

僕の髪質:剛毛・多毛・くせ毛