オールバックに使うスタイリング剤は何が良い?

今回はオールバックのセット方法についてお客様のご質問にお答えしてまいります。こんにちは。美容師の戸来 正博と、ワックス開発担当の佐藤です。
 
メンズがオールバックにセットするには今までの概念だとジェルを使って固める、というのが一般的でした。しかし、髪がパリパリになる、頭皮に悪い。という理由から最近はウェット感の出るワックスを使ってタイトに仕上げたい、というお客様が増えております。
 
 
◆ジェル、オールバックに関するネット上の口コミ
 
ジェルは固まる成分を多く含んでいるので、オールバックにセットするために使用を続けることで髪が痛んできますし、肌や頭皮に着くと荒れる方もいらっしゃいます。
 
そのような理由から、オールバックのセットにも最近は髪、頭皮に優しいプリュムワックスシリーズをご使用になられるお客様が増えております。
 
(もともとは女性向けに発売されたワックスでしたが、メンズのユーザーも多くなってきました)
 
◆お客様からのご質問
 
世話になっております。
 
先日プリュムワックスを購入させていただき、
早速愛用させていただいてます。
 
現在、10cmくらいのショートヘアでオールバックにしています
適切な使用量と、より効果的な使い方ございましたら教えていただけますでしょうか
 
特にサイドを寝かしつけてボリュームを抑え、流す際に、上手いやり方があれば教えてください。
ご質問ありがとうございます。ここから、現役美容師の戸来 正博がお答えいたします。
 
 
使用量は髪の毛の量によって違うので、オールバックに限らず、プリュムワックスは少しずつつけていただきたいです。
 
というのも、プリュムワックスシリーズはジェルと違って空気に触れても固まりません。これは最大の魅力です。少しずつつけても、何度でもセットのやり直しが効きます。
 
使用方法ですが、オールバックでサイドを抑える場合、プリュムワックスを付けたあとにドライヤーの温風を髪に当てながら手ぐし、またはクシを使いながら撫でていくと全体に伸びます。
 
抑えたい箇所にドライヤーの熱を3秒くらい当てたあと手のひらで冷ます。
それを繰り返すと良いです。
 
告知となりますが、髪質によってもう少しセット力が欲しい!というお客様には2018年末に発売されるセット力が強めの『プリュムワックス・オム』をこれからおすすめしていく予定です。
 
上記画像のオールバックのようにサイドをピシッとボリュームを抑えたい方におすすめです。
 
プリュムワックスシリーズはワセリンを元に作られたワックスですので、市販の一般的なワックスと違い、ドライヤーの温風で綺麗に伸びます。
 
ジェルのメリットは、固まるとこ。セット力が強力なところです。しかし、それはデメリットでもあります。
 
すぐに固まってしまうので、セットのやり直しが効きません。それにジェル自体にボリュームダウンする効果はありません。『艶』と『固める』が目的です。
 
 
となると、市販のジェルはオールバックのセットにおすすめしているプリュムワックスシリーズのように、手ぐしでドライヤーの温風を当てながらボリュームダウン・・・ということはできません。
 
他のサイト様、他の記事でも紹介されているように、プリュムワックスシリーズは短時間でボリュームを抑える効果があります。

【検証】プリュムワックスでオールバックにセットみた!

文章ではわかりにくい。実際どんなもの?と思われる方もいらっしゃると思いますので、素人男性が、寝起きの寝癖状態からプリュムワックスを使ってオールバックにセットしてみたいと思います。
 
↓プリュムワックスを少量手に取り、サイドに少しずつ付けてボリュームダウン。美容師の手を加えることなく、セルフでのスタイリングです。手ぐしで流しました。ドライヤーは使用していません。
 
 
ただ、このままだとくせ毛の場合アホ毛が目立ちますので、ドライヤーで抑えてみましょう。
 
↓ドライヤーでアホ毛を抑えました。表面に温風弱で軽く温めて、手のひらで冷やす。これを3回繰り返すだけ。簡単ですね。プリュムはセットした後もドライヤーで自由にやり直せるのがメリット。
ここまでの全行程、要した時間は約3分でした。プリュムワックスシリーズは、ワセリンベースのワックスですので、ジェルや市販のワックスと違って、手を洗わなくて済みますので時短になりますね。
 
 

なぜプリュムワックスシリーズはオールバックが綺麗にキマるのか?

プリュムワックスでメンズのオールバックが簡単に、しかも綺麗にセットできる理由は、ワックスの成分にあります。
 
まず、一番の特徴は髪の毛を固める成分が一切入っていないこと。市販のワックスやジェルは固める成分が入っていますが、私たちは長い間この成分に疑問を抱いておりました。
 
固めることのメリットよりも、デメリットの方が大きいと感じていたからです。
 
例えば、朝の時間、寝癖がついた状態でジェルやワックスをつけたらどうなりますか?
 
 
↑こんな風になってしまいますよね。
 
なぜなら一度付いたら固まるからです。
 
でも固まらない、ベタつかないワックスだったらどうでしょうか。ボリュームダウンが簡単にできますよね。
 
そのような発想からプリュムワックスシリーズは生まれました。
 
はじめは女性のくせ毛、パサつきを抑えるワックスとして人気が高まりましたが、
 
 
シアバター系のオーガニックワックスと違い、メンズの太い髪にも馴染みやすい、無香料で使いやすいという理由から、オールバックのような男性の髪型のセットにも使う方が増えてきました。
 

◆プリュムワックスはグリースよりも優れている?

固まらず、頭皮、髪を傷めないプリュムはグリースと同じか?という質問をお受けすることがありますが、全く違います。
 
なぜならば、グリースは水溶性ポマード。これはみずに溶けやすいアルコールやグリセリンがベースです。それらはヒドロキシ基(-OH基)を含んでいます。特にグリセリンに関しては3価のアルコール。とっても水に溶けやすい。
 
聞いただけだと、問題なさそうですが、実は問題があります。
 
というのも、空気中の湿気を吸うほか、髪の毛自体からも水分を奪ってしまうからです。
 
 
 
 
ベタついてもシャンプーで落ちやすいのはもちろんいいことですが、それと一緒に水分まで持って行かれては本末転倒・・・。
 
一方、プリュムワックスシリーズは、水溶性物質は一切含みません。アルコール、グリセリン、界面活性剤、香料は一切含まないので、安心してご使用になれます。
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
今回はメンズのオールバック、セットに使うスタイリング剤についてご紹介しました!
 
要点をもう一度まとめましょう!
 
・メンズのオールバックにジェルを使わな方が良い
⇨ジェルはセット力はありますが、一度つけるとパリパリに固まって手直しが効きません。また、髪や頭皮を傷めるので、長期の使用はおすすめしません。
 
・グリースも実は髪を傷める!
⇨水溶性のグリースの成分はアルコール、グリセリンがメイン。すなわちヒドロキシ基が含まれるため、髪の毛の水分が持って行かれて、パサつきやすくなります。
 
・プリュムワックスはジェルにもグリースにも属さない!
⇨プリュムの主原料はワセリン。それにオーガニック認定を受けたアルガンオイルで艶を演出。酸化防止にビタミンE(トコフェロール)を配合。髪や肌を傷めず、手直しも自由なオールバックに最適なワックスです。通常のメンズなら、寝癖直しからセットまでわずか3分程度で仕上がります。忙しい朝の時間を快適に過ごせます。
 
 
以上です!固めるだけがオールバックに適したスタイリング剤ではありません。固めなくても素敵にセットできるワックスで素敵なオールバックにセットしてお出かけしましょう♪
 
ではまた次回!
くせ毛の佐藤

1990年生まれ
男性
職業 化学製品製造、ヘアワックス開発
髪質:剛毛・多毛・くせ毛

ゆとり製法、悟り世代
人の髪や肌に本当に良いものを作りたいという気持ちから、美容師の戸来とヘアケア商品の開発をしています。

日常に溢れているコスメやシャンプー、ワックス、洗剤などには多くの石油化学製品が使われています。得意分野は、界面活性剤の原料、化粧品や化粧水の溶剤です。美容業界に関する知識はゼロですが、化学的視点とくせ毛である消費者としての視点から記事を書いています。他社製品の批判は一切しません。