こんにちは。

原宿・表参道エリアで美容院MAXを経営する戸来 正博と、同じくサロン用ヘアケア用品をつくっているMameです。

 

みなさんヘアワックスって広告やネット上の宣伝で

『ベタつかない』と書いていながら『実際使ったらベタベタじゃん!』

という経験はありませんか?

 

我々も数多くのワックスを使ってきましたが・・・

自分自身が使うにしても、お客様に使用するにしても

メンズワックスの多くはベタつくものばかりで困った経験があります

 

ベタベタするものを髪や頭皮につけるって正直なところ気が引けますよね。

 

ワックスがついた自分の髪を触った後、手のべたつき。

 

それによって手を洗わないといけないこと。

そして、髪の毛が絡まって抜け毛が発生してしまうこと。

これらがメンズ最大の悩みだと思います。

 

ということで!

この記事では美容師の立場から”本当に”ベタつかないワックスをご紹介します。

もちろん、お客様からのご意見も一緒にどうぞ!

 

 原宿表参道の美容院MAXが作ったベタつきゼロのワックスとは?

 

本当にベタつかないワックスとは?メンズ編

 

 

まず、現状をお伝えすると、2015年に発売を開始した『プリュム・ワックス』はベタつき成分が一切入っていないワックスです。

界面活性剤ゼロ、保存料ゼロ、香料ゼロ、アルコールゼロといった肌に優しいヘアワックスです。

 

本当の無添加ワックスを調べた方の記事でもプリュムワックスが紹介されています。

引用:https://netnews-street.net/hair-wax/

 

しかしながら、プリュムワックスはベタつきこそありませんが、セット力が乏しくあくまでも女性におすすめなワックスです。

 

プリュムワックス安全性が高いので普段はリップクリームやハンドクリームとしても使ってます。

小さな子供を家族全員使えるので重宝しています。

ただ、男性が使う分にはセット力がちょっと弱いかも・・・ メンズの新商品に期待かな。

(お客様口コミ掲示板より引用)

 

おっしゃるとおりです。

 

美容院MAXの製品『口コミサイト』はこちら

 

前から口コミ掲示板でのご投稿や、お店にいらっしゃるお客様からもご要望が出ておりました。

現状ベタつきが少ないメンズワックスは売っていても、

本当にベタつきがないメンズワックスはありませんとのことで

 

というのは、やはりメンズワックスはキープ力があって、かつ束感も出したいという方向けの商品だからです。

従来のワックスだと、セット力を優先してしまうとどうしてもベタついてしまう

接客していてお客様とお話していても、『まあ仕方ないよね』と諦めていらっしゃる方も・・・

 

とはいえ、お客様のご意見のもと、スタイリング剤やシャンプー作りをするのが当店の魅力です。

 

といいますのは美容院MAXは、貸切型のマンツーマン美容室として開店から7年

そこでご要望いただいた感想やご意見を反映して小ロットで研究所と工場に発注をかけています。

ということで今回も皆様のご要望にお答えしまして・・・

 

『本当にベタつかないメンズワックス開発』を行いました

 

そもそもメンズヘアワックスはなぜベタつくのか?

 

メンズのベタつかないワックスを作るにあたって、普通のメンズワックスのような従来の原料ではベタつくことがわかりました。

これを解消するために、従来のプリュムワックスをベースとして、ワセリンを基剤にすることを決めました

※名前はプリュム・デュールとしました(デュール:フランス語でハードという意味)

 

まず、認識しなければいけないのは、従来のメンズヘアワックス(どこにでも売っているもの)は

油分と水を混ぜるために界面活性剤を配合し、粘性を加えるため、ポリマーを配合しています。

そして、伸びをよくするためにアルコールを入れているのが実情です。(ちなみに防腐剤も・・・

 

しかも、それは肌に合わない、ニキビができやすい。

とおっしゃってこれらの成分を嫌うお客様も多いのです。

 

例えば、一つの例としてどこにでも売っている一般的なワックスを選んで成分を見てみましょう

 

 

水、キャンデリラロウ、パルミチン酸エチルヘキシル、ミネラルオイル、パラフィン、エタノール、ジグリセリン、シクロペンタシロキサン、ステアリン酸グリセリル、ポリソルベート60、マイクロクリスタリンワックス、ステアリン酸、TEA、ステアリルアルコール、カルボマー、PEG−90M、パンテノール、ポリクオタニウム−11、フェノキシエタノール、香料、橙205

 

まず、一番最初の成分に、水の成分がきました。

なぜワックスなのに水?と思った方が多いでしょう。

皆さんもご存知の通りワックスの主成分は油なはずです。油と水は混じり合うことはありません。

しかし、ある『つなぎ』を入れることで水と油が混ざり合います。つなぎとは、アルコール、合成界面活性剤だったりします。

 

ここでいうと

合成界面活性剤:ポリソルベート60(非イオン)

アルコール:エタノール、ステアリルアルコール、フェノキシエタノール

 

そしてベタつく成分は、増粘剤です。

増粘剤:パンテノール、カルボマー

 

アルコールはご存知の通り、蒸発しやすいです。

 

ですから、ワックスを手に取った時はなめらかでも、空気に触れた瞬間、アルコールと水が蒸発します。

そして最後、ベタつく成分であるパンテノール(増粘剤)や一般的にカルボマー(ポリマー・増粘剤)などが残ります

 

これが『髪の毛がベタつく』原理です。

それと、アルコールは髪の毛や肌の水分を奪う性質を持っています。

ですから、ワックスを使い続けると髪が痛む、乾燥する。という現象が起きます

 

◆アルコールや界面活性剤が含まれているワックスは見た目ですぐわかります↓↓

左が、アルコールや界面活性剤が入っているワックス。

右が界面活性剤やアルコールフリーのワックス(プリュムワックス)です。

プリュムワックスはベタつかないことを目的に作られたワックスです。

 

左のアルコール入りのワックスはセット力は強いですが、ベタつきます。

経験がある方もいらっしゃると思いますが、ベタつくワックスは蓋を開けっ放しにすると固まります。

これは先ほども言ったように、原料の水とアルコールが蒸発してベタつく成分のみ個体として残るからです↓↓

 

◆なぜベタつくワックスは水やアルコールを入れている?

この答えは簡単で、クリーム状にしたいからです。

クリーム状にすればつける時はよく伸びてベタつきが抑えられますよね。

でも、セットしていくうちに空気に触れるとパリッと固まる。

 

その代償としては、手のベタつき、髪を洗うときに髪の毛が絡まる→髪の毛が抜けるのサイクルとなります。

ですから、セット力が強くしようとすればその分ベタつきが強くなることは仕方がないことだと考えられていました。

 

しかし、そこで思考を止めては意味がありませんよね。

当店で作るヘアワックスには肌に良くない成分は一切加えないことにしました

プリュムワックスの特徴である『肌に優しい』という売りを受け継いだ形です。

 

セット力を加えるために、製薬会社との打ち合わせで成分の調整を行いました。

生産は小ロットずつでの契約です。

防腐剤を入れず、出来立てをお客様にお届けするためです。

 

 

ということで、プリュムワックスをベースにテクスチャーを硬くする作業をスタート。

プリュムワックスはワセリンベースのワックス。

ワセリンは、傷口にも使えるほど安全でベタつきがない成分。

 

このワセリンに少しの硬さを持たせることで、髪につけたときにベタつかず、でもセット力があるワックスが作れるのでは?

と考えました。

20個の試作品を作り、様々なテクスチャーを再現してみることに。

 

 

ワセリンは簡単にいうと油の塊ですが、配合される成分の炭素数の差で硬くなったり柔らかくなったりする性質があります。

これを試行錯誤し微調整し、2年かけてちょうど良いところも見つけることができました。

 

◆プリュム・デュールの全成分について

プリュム・デュールは日本よりもコスメティックの基準に厳しい海外の文献で『肌に優しい』とされている成分のみで構成されています。

ワセリン・マイクロクリスタリンワックス・キャンデリラロウ・米糠ロウ・蜜ロウ・あるガオンオイル・ホホバオイル・酢酸トコフェロール・パラフィン

 

ベタつきがない、新しいメンズヘアワックスの感想は?

 

◆ベタつかないと聞くと、セット力がないように思われますが、これから発売するメンズ向けワックス『プリュム・デュール』はこのように前髪の立ち上げも可能です。↓↓

しっかり立ち上げた前髪もキープできます。

そしてベタつきません

 

◆普段おでこにニキビができて、市販のワックスがしみるとおっしゃっていたお客様。

ベタつきなしで、肌刺激成分が含まれていないので、安心してご利用になられています。

 

 

◆お客様からのご感想( LINE  にて)

1番は、肌が弱くて今までワックスはつけなかった私でも、このワックスは安心、安全な成分を使っていて、初めて大丈夫です。

2番目に付けた時にベタつかず、自然に程よいアレンジができること。

3番目ににおいがないこと。

(お客様 LINEでのご感想)

美容院MAXは小さな美容院ですが、お客様の生の声を製品作りに反映させやすいというメリットがあります。

プリュムワックスを作る際にも、たくさんの試作品と皆様のご意見をいただいたおかげで良い製品ができました。

 

 

シャンプーとトリートメントもご使用いただいているお客様ですが

ワックスを気に入っていただきました。

結構重い感じかな?

と思っていたら、ツヤはでるし、気に入らないな〜と思っていたパーマもまとまるし、

ベタつきや市販のヘアケア剤(ワックスのことでしょうか)つけた時の重たさやべったり感がなくてすごく気に入りました。

(お客様 LINEでのご感想)

 

界面活性剤を入れていないぶん、油っぽさはあります

そこは、つける量を調整することで、程よいツヤ感を生むことにつながります。

 

 

ワックスとても良いです。

市販のワックスは何かの薬剤が合わないみたいで、

どのメーカーを使っても耳が荒れてしまい使用できませんでした。

でもこれは違う。成分見て大丈夫そうだなー。とは思ってはいましたが、本当にアレルギー反応が何も起きなかったです。

ワックスを少しとって、無造作に全体につけるだけでセット決まる!

最高です!

(お客様 LINEでのご感想)

 

ただのワセリン、とおっしゃる方もいますが、ワセリンだけでは再現できないセット力とテクスチャーがあるんですよね。

ありがとうございます。

 

 

アンケートにご協力をいただいたお客様には感謝でいっぱいです。ありがとうございます。

 

◆美容師さんからのご意見

わざわざ手を洗う・拭くという行為が時間のロスと考えました。

せめても指通りがいいワックスがないのか?

それにはベタつきが大きく関係しています。ワックスを髪につけることで絡まってしまうことがダメージにもなるのです。

ワックス自体が髪を傷めてるというより摩擦。

ベタつく、絡まるワックスを付けたことによって髪を触ってほどいたときに抜け毛や断毛(切れ毛)が起こっています。

しかし、プリュム・デュールはそれを解決できたワックスだと思います。

(他店美容師さんからのご意見)

 

補足:流行りのオーガニックワックスはどうか?

しかし、正直なところ、最近のメンズの髪型はあまりパリッと固めない、自然にまとめられればいい。

そのニーズが高まり、女性用ではありますが、

ベタつかないオーガニックワックスが流行ってきましたね。

 

それらのワックスは水やアルコールを入れていません。

ですから成分は油だけ。水分を蒸発させないから、潤いをキープするし、ベタつかないのです。

 

当店でもオーガニックワックスは押していますが、原料の多くはシアバターと、天然オイル。シアバターは夏の気温で液体になるし(溶ける)、

天然オイルではしっとりしても、髪の毛に動きをつけることはできません

 

残念ながら、メンズの髪型に必要な『セット力』はほとんどありません。

 

◆オーガニックワックスのセット力に関するネットの声

 

ハンドクリームにもなるし、全身に使えるので女子には人気ですが、

シアバターですから、どうしてもメンズには不向き。

ベタつかなく、セット力があるワックスはオーガニックでは不可能です。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回はメンズワックスはなぜベタつくのか?ベタつかないワックスとは何か?

について科学的根拠を元に解説してまいりました。

実際、市販のメンズワックスはベタつきます。ワックスは水、アルコール、シリコン、増粘剤が入っており、揮発成分が蒸発してベタつく成分だけが髪に残るからです。

 

これらの成分を除いてシンプルな成分でワックスを作るとベタつかないことがわかりました。

 

髪や肌に優しく、ベタつかないだけれどセット力があるプリュム・デュールを是非使ってみてください。

 

ベタつかないプリュムワックスラインナップはこちら

 

*工場の生産状況からプリュム・デュールは2019年発売予定です。お待たせして申し訳ございません。

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