こんにちは。

くせ毛、剛毛に関するお悩みを解決するため、Webサイトの運営やワックス、シャンプーの成分解析の記事を書いているMameです。

現在は原宿・表参道エリアの貸切り美容室『MAX』を経営している、戸来 正博と共同で商品開発を行っております。

またお悩み相談室LINE@を開設し、ご質問者様のご相談から記事を執筆しております。

◆今回のご質問(LINE@にて)

初めまして、今回初めてのご質問です。

25歳男性、髪がくせ毛で剛毛です。今までどんなシャンプーを使ってもゴワつくと言うか、パサつきを感じて満足できません。

高いノンシリコンシャンプーも試しました。

安いシリコン入りのシャンプーは使った時はサラサラしますが、時間が経つとまたゴワついてきます。

シャンプーでゴワついた感じは、トリートメントでごまかしていますが、シャンプーで洗った時のキシキシする感じが、どうしても苦手です。

こんな僕は神経質でしょうか?

カラーはしておらず、パーマもしていません。

真剣に悩んでいるので、よかったらご回答お願いします。

ということで、成分の観点からパサつきやすいシャンプーについてご説明していきますね!

髪がパサつく?シャンプーは髪質別に選ぼう!

 

まず、髪がパサつく、というのはもちろん生まれ持った髪質が第一にあるということを念頭に入れてください。

髪のキューティク厚くが硬い剛毛、うねるパサつきが激しいくせ毛の場合はシャンプーの時『ゴワつきやすい』髪質です。

髪質は人それぞれなのでこのシャンプーは髪がパサつきません、とは一概には言えません。

 

ですから、人それぞれ、自分の髪質を理解した上で、シャンプーを選ぶことが大切で、

さらに、シャンプー以外にも、ヘアオイルやスタイリング剤を使ってパサつきを抑えることもとても重要なのです。

 

そして、ご質問者様はカラー、パーマはされていないとおっしゃっておりましたが、

お客様の中にはカラー、パーマ、ブリーチで傷んでしまってパサつく髪質になってしまった場合もあるんです。

ですから、『髪質別』『原因別に』に髪がパサつきにくいシャンプーや、対処方法をご紹介していきます。

剛毛くせ毛でパサつく髪質に適したシャンプー

基本的にパサつきにくいシャンプーは洗浄成分が刺激が少ないものを使っており、髪の潤いが奪われないように保湿成分を配合しています。

要はしっとり系、潤い系のシャンプー、トリートメント(コンディショナー)です。

これは剛毛で太い髪のくせ毛に適しています。

一般的なものは、シリコンで手触りを良くしてサラサラ感を出すものが多いです。

美容室でメニューがあるトリートメントも同様です。

しかしながら、美容室で高いお金をかけて行うトリートメントもその後一回のシャンプーで落ちてしまいます。

 

そして剛毛くせ毛の方からたくさんのご質問をお受けしますが

『パサつく』『チリつく』くせ毛はシャンプーで改善できますか?

というのは、結論難しいとお答えしています。

 

剛毛くせ毛のパサつき、ゴワつきを抑えるのは『一時しのぎ』としか言いようがないんです。

シャンプーだけでパサつく髪がサラサラになったら、世の中みんなパサつく髪で悩む人なんていなくなってしまいますよね。

ここがポイントで、当店では「トータルホームケア」をお客様にご提案してます。

当店でお客様のご意見から2015年より発売しておりますMAXシャンプーとプリュムワックス、プリュム・デュールというスタイリング剤がそのシリーズです。

シャンプーについては低刺激洗浄成分で構成されており、敏感肌、パサつきやすい髪でも優しく洗い上げる特徴があります。

ただし、ノンシリコンですので剛毛、くせ毛の手触りを良くするものではありません。

 

ですから毎日行うスタイリング剤(プリュムワックス、プリュム・デュール)も髪を傷めないようにお肌に使える成分だけで構成しており、通常のワックスに比べて引っかかり、ベタつきが少ないため、ヘアオイルのような使用感です。

これらを組み合わせることで、スタイリング剤で『パサつく髪』『ゴワつく髪』をコーティングするという考え方です。

様々な髪質のお客様を拝見してきた現場からすると、シャンプーだけで改善できないパサつく髪質はこの手段が最も最適と考えています。

猫っ毛でパサつく髪質に適したシャンプー

猫っ毛でボリュムームが出ない、でもパサつく髪質の場合、剛毛におすすめするような『しっとり系』シャンプーとトリートメントの併用はおすすめしません。

当店ではMAXシャンプーだけのご使用をおすすめしております。

なぜなら細い髪、猫っ毛に近いくせ毛の場合、トリートメントの油分で『べたっと』しやすいというデメリットがあるからです。

◆猫っ毛でパサつく髪質のお客様から頂いたご感想

傷んでパサつく髪に適したシャンプー

パーマ、カラー、ブリーチで傷んでしまってどうしようも無い髪質に適したシャンプーは

シリコン入りの、手触りを良くするもの、トリートメントもとにかくしっとり系を一時的に使うのは良いと思います。

なぜなら、傷んでしまった髪はもう復活しないので、一時しのぎで乗り切るしかないです。

 

ただし、安いシャンプーの主成分は石油系界面活性剤が主原料で、傷んでしまった髪をさらにパサパサにしてしまう可能性がりますので2000円くらいからのちょっと高めのシャンプー、トリートメントをお使いになることをお勧めします。

もちろん、当店で発売しているシャンプー、プリュムワックス、プリュム・デュールのご使用も最適です。

◆ブリーチしている傷んだ髪で、シャンプー、トリートメンでもでどうしよう解決できないというお客様も、ご使用できるヘアワックスとなっております。

簡単!成分表記でわかる!髪を傷めやすいシャンプーの見分け方

まず、シャンプーの主成分はベースとなる水と、油を水に溶かす為の界面活性剤、この2つで80%を占めています。

あとはキューティクルをコーティングして手触りを良くするシリコンや保湿成分がほんの少し入っています。

そうするとシャンプーはどのような界面活性剤がどのくらい入っているのかで、良し悪しを左右するわけです。

◆界面活性剤って何?

界面活性剤は洗浄剤のことです。油を水と混ざらせて乳化させる成分です。

わかりやすく一言で言えば洗剤です。

それと泡立ちをよくさせるという目的もあります。

え?シャンプーの主成分って洗剤だったの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

その通り、洗剤なのです。

ただ、その界面活性剤にも洗浄力の強さがまちまちで、配合量によって髪と肌に優しいシャンプーもあれば、刺激が強いシャンプーもあります。

多くのシャンプーを使っていくと成分で見極めができるようになってきます。

よくネットで流れている情報として市販の安いシャンプーは髪が傷む、サロンの高いシャンプーは傷みにくいというのはあながち間違いではないです。

成分表記5番以内に入っていたら肌刺激が強い界面活性剤は?

まず、界面活性剤を知る上で、石油だから悪い、植物由来だから良いは間違いということを認識する必要があります。

石油原料不使用、植物由来、オーガニックという宣伝文句全て真に受けないようにするべきです。

また、シャンプーはたくさんの成分の混合物ですから、『この成分が入っているからダメ』というわけでもないです。

どちらかというとその成分配合割合が重要です。

法律上配合量が多い順に成分表記されていますので、市販のシャンプーを買う前に上位5番目までの成分表記を見てください。

その中に下記の髪の毛のパサつきや頭皮に刺激のある洗浄力の強い界面活性剤の成分が記載されていれば髪を傷めやすいです。

✔︎ラウレス硫酸ナトリウム

かつては石油原料で作られていましたが、現在は安価なヤシ油から作られています。

洗浄力が高く、さっぱりとした洗い心地が特徴です。安価なので市販のシャンプーに多く使用されています。

しかしシャンプーの多くは安く作ってお手ごろな価格で提供したいため、このラウレス硫酸ナトリウムの割合がどうしても多いです。

ですから肌や髪の必要な皮脂を落としてしまうため、肌が弱い人や、パサつきやすいくせ毛の人には市販品はおすすめできません。

じゃあ、このラウレス硫酸ナトリウムが入っていないシャンプーならパサつかないの?

と思われる方もいるかと思いますが、この成分の特徴は『さっぱりとした洗い心地』。

洗浄力弱めの界面活性剤を主原料にすることを前提にすれば『少量配合』することで、敏感肌、くせ毛、パサつきが気になる人にとって最適な洗い心地を再現できます。

成分表記5番目以降に配合されていれば問題ないでしょう。

洗浄力が弱い成分と合わせることができるので、洗浄力は調整できますから。

口コミサイトや評論家は『ラウレス硫酸ナトリウムは洗浄力が強すぎるからよくない』と書いている記事が多いですが、

成分単体で評価するよりシャンプーの全成分トータルで、その実際の使い心地で評価するべきだと思います。

✔︎直鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na(ABL)

石油系の界面活性剤です。

生分解性(シャンプーを排水に流した時、自然の微生物が環境に影響が出ないところまで分解してくれること)の観点から環境に悪影響が指摘されている界面活性剤です。

洗浄力は高く、髪や肌に刺激が強いため注意が必要です。近年のシャンプーはこの界面活性剤を使用しているものは少なくなっていますが、注意が必要です。

✔︎オレフィンスルホン酸ナトリウム

安価なシャンプーに多く使われています。

これは洗浄力がかなり強めの界面活性剤です。

この成分も成分表記5位以内に入っていれば髪のパサつきを引き起こしやすいシャンプーです。

ただし、肌への刺激はラウレス硫酸ナトリウムよりはないですし肌へはまあまあ優しいけれど、地肌や髪に必要な油を洗い流してしまう。

そんな感じの界面活性剤です。

安価なシャンプーに多く使われている理由としては、ラウレス硫酸ナトリウムを多く使用しているシャンプーはネットの口コミで批判を受けやすくラウレス硫酸ナトリウムが悪者になっている風潮がありますから、その代わりに配合していることも多いと考えます。

個人的には髪のパサつきを気にしている方にはおすすめしていない成分です。

✔︎オレイン酸ナトリウム

簡単にいうと石鹸です。

pHはアルカリ性(塩基性)で12くらい。

他の成分を配合することで中和して使用します。

洗浄力がよく生分解性が高いので環境には優しい。『石油系を使っていない』を売りにしているシャンプーに多く使われます。

しかし、個人的な使用感としては頭皮のつっぱり感が出やすい界面活性剤です。

パサつく髪には界面活性剤の成分配合率が鍵?

ここまで髪や肌に刺激のある界面活性剤を紹介してきました。

大切なのでもう一度繰り返しになりますが、石油系原料だから悪い、自然由来原料だから良い、ノンシリコンだからいい、ということではない!

ということです。

そのような記事、ブログでしたら誰でも書けると思うんです。

誰でも情報はすぐに手に入る時代です。

だからこそ、大切なのは実際に髪の毛のパサつきが気になる人が使って良いと思えるものかどうか。

現場主義といいますか、お客様主義ですね。

それが個人店の美容室MAXの強みだと考えております。

結局シャンプーの成分表記は配合量の多い順に左から記載される法律になっていますから市販されているシャンプーも表記を見ればだいたいどのような使用感なのかわかります。

実際シャンプーを作っている当店としては、ほんの少し分量を変えただけでパサきが出やすいシャンプーにもなるしいい感じのシャンプーになることもわかりました。

『アミノ酸系の界面活性剤なら良い、補修成分入れて、ダメージケア』

『ノンシリコンがいい』

このような商品だったら、すぐできます。

でも当店が作っているのはく、パサつきをトータルホームケアで解決へ導けるシャンプーです。

 

僕たちは何度もお客様とのやり取りを行い、意見を反映させて洗浄力の強さを調整しました。

洗浄力が弱いと油が落ちないため、べたっとする。強すぎるとパサつく。そのちょうど良いところを探しました。

これは美容師とお客様という生の声のおかげです。

MAXシャンプーは洗浄力の弱い優しい成分をベースにして、ラウレス硫酸ナトリウムは10番目に微量入れているので髪や肌に刺激が少ない。

ですから、髪の毛や地肌を痛めない洗浄力でパサつきを抑えつつも、頭皮の脂は落とす。絶妙な配合量です。

これはお客様の声から試作品を多く作って何度も改良して完成しました。

パサつく髪におすすめの『MAXシャンプー』の成分は対照的↓↓

パサつく髪におすすめ!『MAXシャンプー』について

↑こちらのお客様はご来店後、MAXシャンプーとトリートメントを使用し乾かしただけです。

シリコンでコーティングしないのではっきりとした『サラサラ感』は分かりづらいですが、

もっとツヤっとした質感が欲しい方は、これにプリュムワックスシリーズをご使用になると、綺麗にパサつきを抑えることができます。

MAXシャンプーについての詳細、ご購入はこちら

まとめ

いかがでしたか。

今回はパサつく髪におすすめなシャンプーの選び方を成分、特に界面活性剤の配合割合の観点からお伝えしました。

界面活性剤には洗浄力が強いものもあり、悪者にされる成分もありますが、それは配合割合を調整することで、髪の毛にとって良いものになります。

ですから、商品の裏面の成分表記上位5位までを気にして見て頂いて、その中に洗浄力が強い成分が多ければ、パサつきの原因になりやすいシャンプーです。

一つの指標として、ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

おすすめの関連記事